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説教 ページ5

 
 
 
 
あれから、大ちゃんは朝ごはんを食べて、私も軽く家事を済ませた。
 
 
赤「おい、A。部屋行くぞ。」
 
 
「えっ?!ここで話すんやないの?」
 
 
赤「ここやったら邪魔が入るやろ。ほれ、行くぞ。」
 
 
 
あぁ、お兄ちゃん組がお茶を啜りながら温かい目でこちらを見ている。
弟組はまだ起きてきてないし、どうやら誰も助けてくれる気はないらしい。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
赤「お前、俺言うたよな?“自分の飲める量考えて飲め”
  って。」
 
 
部屋のソファに座り私を見下ろし話し出した、大ちゃん。
 
えっ?なんで見下ろしてるかって?
それは私がソファの下で正座をしているからです…はい。
 
 
「えっと、最初はノンアル飲んでたんやけど…気付いたら
 9%の飲んでたみたいで。」
 
 
赤「気付いたらちゃうやろ?!自分が確認せんと9%のん
  飲んだんやろ!」
 
 
「…はい、おっしゃる通りです。」
 
 
赤「ほんま、何回目やねん。飲んで酔っ払って寝て部屋
  まで運ばれてんの。」
 
 
「すみません。えっと…3回目です。」
 
 
 

 
 
赤「…………………はぁっ?!?!
  3回目?!昨日とタコパの日だけちゃうんか?!
  お前、俺の知らんとこでまだやらかしてんのか?!」
 
 
「えっ…いや……。」
 
 
やばい。そうやん。最初のじゅんくんに運んでもらったの
大ちゃん知らないんやった。
Aのバカ!なんで正直に言っちゃったん?!
 
 
赤「おい!あと1回はいつ誰に運ばれてん?!」
 
 
「えっと…この家に来てすぐの頃にじゅんくんと2人で
 飲んだ時に…。」
 
 
赤「はぁっ?!お前何やってんねん!2人で飲むとか
  危ないやろが。なんかあったらどうするん?!」
 
 
「えー、それは大丈夫やん。やって相手はじゅんくん
 やもん。じゅんくんは大人で優しいし。」
 
 
 
 
 
 
 
赤「あほかぁぁぁぁぁっ!!!!
  あぁいう思春期拗らせたおっさんが1番危ない
  ねんぞ!!!!!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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蒼乃碧(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございます!毎日読み進め、追いつきました^_^ラストが近いそうですが、楽しみにしてます! (2022年5月5日 8時) (レス) @page8 id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
らいおん(プロフ) - サマンサさん» 対応ありがとうございました^^♡これからも楽しみにしてます!! (2022年1月22日 11時) (レス) @page4 id: d8e1e854ec (このIDを非表示/違反報告)
サマンサ(プロフ) - らいおんさん» ご指摘ありがとうございます。すみません。前作と同じ設定にしてあったのに名前の変換ができていなかったようです。設定のし直しをしたので、今は変換がされる様になっていると思います。ご迷惑をお掛けしました。 (2022年1月21日 7時) (レス) id: cf45a2957b (このIDを非表示/違反報告)
らいおん(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいております!移行してからのお話で女の子の名前が変換されなくなってしまいました…こちらのミスかもしれませんが、確認して頂けると嬉しいです。これからも更新頑張ってください^^♡ (2022年1月20日 0時) (レス) @page4 id: d8e1e854ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サマンサ | 作成日時:2021年12月9日 17時

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