バーベキュー ページ12
中間んちのアホ兄弟騒動の翌日、またあっくんから屋上テラスへの立ち入り禁止令が出た。
また屋上テラスに何か作るらしい。
あれ以上何を作らはんのやろ。
橙「Aー、明後日の全員帰ってくんの早い日さぁ、
ご飯作らんでええから。」
「へ?いいの?なんかウーバーでも頼むん?」
橙「ちゃう、ちゃう。屋上でバーベキューしようや。」
「いいね!楽しそう。あっ、それで屋上立ち入り禁止
なん?」
橙「そうそう。んで、準備とかも俺やるし、その日は
のんびりし。」
「ありがとう。じゃ、お言葉に甘えさせてもらうね。」
時は過ぎてバーベキュー当日。
橙「Aー、準備できたで。しげも連れて屋上来て。」
「はぁい。大ちゃーん、屋上行くよぉ!」
赤「屋上気持ちええけど、行くまでがダルいねんな。」
あー、確かに3歳の身体の大ちゃんにはちょっと大変なのかも。
赤「って事で、んっ!」
「…あ、抱っこしろって事ですか?」
赤「んっ!!」
「もうっ、わかったってば。」
両手を広げて上目遣いの抱っこポーズなんてずるいわ。
私それに弱いねんから。
「よいっしょ!大ちゃん、ちゃんと捕まっててよ。」
赤「おう!任せとけ!」
桃「あれっ?Aとしげ、なにしてん?」
「あっ、のんちゃん。あっくんが準備できたっていう
から屋上行くとこやねん。」
桃「あっ、もう準備できたんや。っつーか、抱っこで
上まで行くん?」
赤「やって階段ダルいねんもん。」
桃「A、大変やろ。変わるわ。ほれ、しげ!」
赤「えー、小瀧ぃ?小瀧なん?」
「ちょっ、大ちゃん抱っこ中にくねくねせんといて!」
あっ、ヤバい落ちちゃう!
ひょいっ!
桃「もう、しげ危ないやろ?」
赤「アヒャヒャヒャヒャ、落ちひんかったからセーフやろ?」
よかった…。落とす寸前にのんちゃんが受け止めてくれた。
「こらっ!!大ちゃんっ!!危ないでしょ?!」
赤「あっ、えっ?!」
「次やったら本当に落とすからね!!」
赤「あっ、ご、ごめんなさい!!!」
ほんま心臓止まるかと思ったわ。
637人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蒼乃碧(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございます!毎日読み進め、追いつきました^_^ラストが近いそうですが、楽しみにしてます! (2022年5月5日 8時) (レス) @page8 id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
らいおん(プロフ) - サマンサさん» 対応ありがとうございました^^♡これからも楽しみにしてます!! (2022年1月22日 11時) (レス) @page4 id: d8e1e854ec (このIDを非表示/違反報告)
サマンサ(プロフ) - らいおんさん» ご指摘ありがとうございます。すみません。前作と同じ設定にしてあったのに名前の変換ができていなかったようです。設定のし直しをしたので、今は変換がされる様になっていると思います。ご迷惑をお掛けしました。 (2022年1月21日 7時) (レス) id: cf45a2957b (このIDを非表示/違反報告)
らいおん(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいております!移行してからのお話で女の子の名前が変換されなくなってしまいました…こちらのミスかもしれませんが、確認して頂けると嬉しいです。これからも更新頑張ってください^^♡ (2022年1月20日 0時) (レス) @page4 id: d8e1e854ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:サマンサ | 作成日時:2021年12月9日 17時