イケメンと天使 ページ5
そんなこんなで東京までやって来た私。
ただ今、これまた広いリビングのふっかふかなソファに座っております。
目の前には6人のイケメン。
そして腕の中ではスヤスヤと天使のような寝顔のちびっ子。
「あのぉ、本当にこの子ウチの兄なんでしょうか?」
黄「せやで。ごめんな。東京まで出てきて
もらって。」
「あ、全然大丈夫です。
でも、なんで兄はあのドリンク飲んだんですか?」
橙「あぁ、楽屋でなボードゲームしててんけど
それの罰ゲームやってんなぁ。」
緑「しげが言い出して、しげがあのドリンクも
用意してたんやけど…。」
桃「まんまとしげがボロ負けしてな
自分で飲むことになってん!」
青「まぁ、自業自得やな。」
紫「で、でもな、あのドリンク子供になるの
1000分の1のかつ…かつり…
黄「確率な」
そう、それ!って言うやん。」
「つまり、兄は自分で言い出して
結果、自分であのドリンクを飲んだんですね。」
あぁ…状況が目に浮かぶ…
いかにも兄らしい自業自得な結末。
赤「んうぅ?」
「あ、起きた。」
赤「ママ、ぎゅぅっ。」
そう言いながらぎゅっと抱きついてくる天使。
うわぁ、かっわいい…って
「いやいや、だから私ママちゃう。
なんならママやなくて妹やから。」
赤「ん?…あぁ、Aか。」
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作者名:サマンサ | 作成日時:2021年1月14日 23時