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財布やな ページ26
朝食を終え家事に取りかかる。
とは言っても、みんな洗濯や自室の掃除は各自でするそうなのでそこまで大変ではない。
一通り家事を済ませてリビングに行くとみんな揃っていて何やら話し合っている。
仕事の話かな。コーヒーでも淹れよう。
「コーヒーどうぞ。大ちゃんはココアね。」
黄「あっ、ありがとう。悪いな。」
「大丈夫、私も飲みたかったから。
仕事の話？」
橙「あぁ、ちゃうよ。そうや！A決めてや！」
「えっ？何の話？」
紫「しげちゃんに必要な物、買いに行きたいんやけど
全員では行かれへんやん。目立つし。」
緑「行けるのは、しげとAとあと2人位かな。」
桃「俺行きたいーっ！なぁ、A！
俺行っていいやんな？なぁ？なぁ？」
青「望、うるさい。」
赤「誰でもええから2人早よ決めや。」
「えー？じゃぁ、のんちゃんともう1人は…
うーん、ジャンケンで決めよう。」
桃「よっしゃ！ほら、早よジャンケンしーや！」
ジャンケンの結果…
黄「やったーっ、俺や！」
ｺｿｺｿ
桃「淳太やて！財布やな。」
赤「せやな。財布やな。
値段気にせんと買うたろ！」
あー、この2人とじゅんくんか…
じゅんくん大丈夫かな。
帰ってくる頃にはハゲてるんとちゃうかな…
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作者名：サマンサ | 作成日時：2021年1月14日 23時
