名前で呼んで（紫） ページ11
「あっ、そろそろ夕ご飯の支度
しなきゃやね。」
緑「ええよ、ええよ。今日は俺と照史がやるし。
A、荷物も片付けたいやろ。
それに起きた時Aが居らんかったら
しげ不安やろし。」
「うん、じゃぁ、お言葉に甘えて。
お願いします。」
緑「おん、任せとき！」
それから大ちゃんを起こさないように、なるべく静かに荷物を片付けた。
ほぼほぼ片付けも終わった頃
コンコン
紫「Aー、しげー、ご飯やでぇ。」
「あっ、濱ちゃん。入ってええよ。
まだ、大ちゃん寝てて。」
ガチャ
紫「お邪魔しまぁしゅっ！
あっ、噛んだ！！」
「あはははっ、濱ちゃんほんまに噛むんやね。」
紫「…なぁ、A。俺だけ濱ちゃんなん？」
「えっ？」
紫「やって、他のみんなは名前で呼ぶやん。」
「あ、うん。」
紫「俺もAに名前で呼んでほしいな。」
「んー、じゃぁ、たかくん。
たかくんって呼んでいい？」
紫「ん、おう！ええよ！！
A、ありがとう。」
「じゃ、たかくん、大ちゃん起こしてご飯行こう。」
紫「あっ、せやった、せやった。
おーいっ、しげちゃーん！ご飯やでーっ！！」
赤「…んぅっ…うぅぅっ…グズッ
うあぁぁぁんっ、ママーッ！！」
「あぁっ、大ちゃん大丈夫やで！
ほら、おいで！」
慌てて抱っこしてあげると段々落ち着いてきた。
「よしよし、大ちゃん、ちょっとビックリした
やんな。」
赤「ん、だい、ビックリした。」
「夕ご飯できたんやって。
たかくん呼びに来てくれたんやで。
みんな待ってるからご飯食べに行こうな。」
赤「ん、ご飯たべる。」
紫「ほな、しげちゃん、一緒にいこうな。」
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作者名：サマンサ | 作成日時：2021年1月14日 23時
