【 短 編 】シ ュ ガ ー ｏｒ ソ ル ト

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？？「ちゃんと来れたんやなぁ、えらい、えらい。」



『こ、子供、扱い……しないで っ！』









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〈そんな瞳しても、可愛いだけやで？〉



『…も、やめ てよ っ …！』









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〈 ごめんなぁ、A。…取り戻す為なんや。〉




『…うぅ っ …』









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〈俺かて、こないなことしたくないんやで？〉



『だ、ったら！』



〈 …でもな、Aを取り返す為なんや。しゃ − ないねん。〉









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言葉に似合わない、爽やかな笑顔。









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どん っ …！




「Aっ…！」









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『しょ、りく っ…』


「遅くなって、ごめん っ…」









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なんで？なんで分かったの？？









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「なんで？って瞳してるね。……簡単だよ。今日、まだ一回も僕に《好き》って言ってない。」





〈 は？〉









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「絶対、言うのに今日言わなかったね。何かあるって、すぐ分かったよ？……案の定、こんなんだし。」







〈 ふ、はは っ……Aが好きになった男なだけあるわ。変な自信家。〉









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「というか、あんた不法侵入ですよ。警察、行きます？」


〈ちゃんと許可くらいとってありますぅ − 。〉









べーって、大人気ない。

勝利くんも呆れちゃってる。









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〈 Aは、俺のもんや。〉


「…さっきの言葉、そのまま貴方にあげますよ。」









『も、もう……いい加減にしてよ っ！！』









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『おにいちゃん ッ ！』

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