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貴方 side
まただ。
また君を、困らせた。
この繋がれた手は、なんだか切なくて、
私は、こんなにも君に笑顔をもらってるのに
君はなんで、寂しそうに笑うんだろう。
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ガチャ
玄樹「あっ、顕嵐と宮近！」
「…こんにちは。」
顕嵐「やほ 〜 ♪ 」
ふわふわ全開の緩い返し
今日も変わらず、顕嵐くんだ。
海斗「…ミルクティー、飲む？」
優しく微笑んでくれた近くん。
この繋がれた手の意味を、きっと理解してくれたんだね。
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「ありがとう…」
玄樹「ありがとね…」
海斗「じゃあ、そこ座ってて？」
.
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ミルクティーの準備をテキパキしながら、
声をかけてくれる。
なんていい人なんだろうと、
泣けてくる程。
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一方で、とことんマイペースな顕嵐くんは、
クッキーやチョコレートを食べてる。
まぁ、そんな姿も可愛くて癒されるんだけどね。
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「…ほらっ、顕嵐も手伝って！」
顕嵐「えー。……クッキーたちが俺を呼んでいる。」
海斗「あほか。」
ついつい、クスリと笑ってしまうような
そんな会話に、私も岩橋くんも少し落ち着けた。
.
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あったかくなる、この空気間に
私は何度救われただろう。
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この二週間、ふわふわと過ぎてゆく春に
何度もゆうちゃんを思い出した。
その度に、涙零れ落ちそうになったんだ。
.
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だけどそんなとき、偶然か必然か
時期生徒会の皆んなが私に声をかけてくれた。
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顕嵐「A 〜 。こっちきて、一緒に食べよ？」
海斗「こらっ。顕嵐は何しにここにきたの！」
顕嵐「お菓子食べるため〜。」
海斗「勉強でしょ！ちゃんとしなさいっ」
近くん、なんだかお母さんみたい。
って言ったら、怒るかな…？
「近くん、ありがとう。」
優しいミルクティーは、冷たくなった体に
暖かく、染み込んだ。
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陵葉 - すごい最後が泣きそうになりました笑面白かったです(*^_^*) (2016年4月16日 19時) (
レス) id: 3c4f7553c1 (このIDを非表示/違反報告)
あらしっく＆ｊｒ大好き - とてもおもしろかったです 1日で読みきってしまいました (2016年3月20日 11時) (レス) id: f29b5a006f (このIDを非表示/違反報告)
らけっと占ツク復帰まであと一週間。。。。(プロフ) - 白雪姫*さん» おっけんと！！マイボードに来てもらえたら嬉しい！ウェルカム！！！ (2016年1月11日 20時) (レス) id: 98bd7adc07 (このIDを非表示/違反報告)
白雪姫*(プロフ) - らけっと占ツク復帰まであと一週間。。。。さん» 名前が違ったから、一瞬誰？！って思っちゃった （笑）こちらこそっ！新作の相談がしたくて、、いいかな？ (2016年1月11日 20時) (レス) id: d1428fae49 (このIDを非表示/違反報告)
白雪姫*(プロフ) - (玉森y)(永瀬r)(佐藤s)さん» 無理やりすぎる終わりだったので、続編？みたいなものを作ろうかなって思ってます(*^^*)そう言っていただけて、本当に嬉しいです っ！ありがとうございます！ (2016年1月11日 20時) (レス) id: d1428fae49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白雪姫* | 作成日時：2015年8月7日 10時
