続 ロ イ ヤ ル プ リ ン ス の 攻 略 法

ロ イ ヤ ル . ８９ ページ39

海人 side









『 好きやで 。この声が失くなっても、惜しくないくらい、Aちゃんが好き 。』









聞いてしまった言葉は 、

いつかの台詞とよく似てる 。









【 貴方が 好きです 。この声を失くそうと 、貴方にだけは 愛を 伝えたい 。】









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やっぱり、


小さくて 、頼りなくて 、男らしくなくて、かっこよくない僕なんか


貴方の眼中に入らないかな？









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みんなより、小さくても

貴方を想う気持ちは、きっと 、誰よりも ___









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「Aちゃん 、」


貴方「なあに 〜 ？」









長い髪を靡かせて 、

小さく微笑んで魅せるAちゃん。









さっきも言ったけど 、

Aちゃんは、Aちゃんが思うよりずっと綺麗だ。















「… どんなドレスにしようか 。」









臆病な僕には “ スキ ” の 二文字さえ 、

云うことはできないだろうけど。








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《 小さくとも 、貴方は僕らと同じだ。


恥じることなんて、一つもない 。








貴方が下を向いて、生きる理由なんて

一つもないんだよ。









ほら、顔を上げて ？


折角美しい花が咲いてるんだ。


貴方のその瞳で見てみて。









きっと、自分がどれほど自然に愛されているか

それが君には分かるはずだ。 》









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貴方「うわっ。かいちゃん、あれ ？！」









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繰り返される 運命に 、

貴方は気付いてる？







繰り返される愛に 、

僕は知らないふりしてる 。









好きです 。A先輩 。

どうしようもなく、愛が溢れるんです。









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「… Aちゃんに、着てほしいドレスがあるんだ。」









お願い 。


今日だけは 、僕の









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僕だけの 、プリンセスでいてね。

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