p r o l o g u e ページ11
貴方side
「お父様…………」
ダイヤモンドでできたお墓は
私の大切なお父様が眠っている場所。
隣のメイドが日傘をさして、私は百合を供える
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家に戻り、一番落ち着く温室へ足を運ばせた。
薔薇の香りや色は、私を落ち着かせてくれる。
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そんな落ち着きの中、私は少しだけ
昔を振り返った。
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幼い頃、お母様を亡くし
15歳の時、お父様と大切な人を妹に取られた。
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妹の三桜は可愛くて、華やかで、甘え上手で…
私にはないものをたくさんもっていた。
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それもあって、私はもう物心ついた時には
独りぼっちだった____
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それでもお父様は毎日私の家に通ってくれて
沢山のことを教えて、愛をくれた。
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そして、昨日の夜中の12:00
世界中で話題となったお父様の永眠………
妹の三桜( ミ オ ウ )は、お父様の遺書を見た時
何故か真っ青になりながら、唖然した。
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「三桜…?」
三桜「っ……もう、いいっ!!帰るわっ!車っ!!」
「………そんなに怒らないといけない内容なのかしら」
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三桜が殴り捨てた遺書をできるだけ優しく
拾って、ぐしゃぐしゃになったところを直した
便箋からは少しだけ甘い薔薇の香りがした。
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『私の遺産は全て、Aへ相続します。
ただし、娘がこの10人の中から夫として迎える者を選べば、その花婿へ遺産は相続するように』
読み終わったあと
真っ白な封筒から10枚の写真が落ちた。
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私が、その場で固まってしまったからか
メイドたちが心配そうに声を掛ける。
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その時、大きな広間の扉が開いた。
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三桜が忘れ物でもして取りにきた。
そう思い、扉の方を見てると
全く違った10人のシルエットが並んでいた。
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ふと、遺書を思い出した…
10人の中から_____
私は、まさかと思って近づいた。
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白雪姫*(プロフ) - 茉央さん» ありがとうございます!しょうれん様の小説はどれかの小説が完結・移行次第、皆様にお届けしたいと思います(*´∀`) (2015年7月5日 7時) (レス) id: d1428fae49 (このIDを非表示/違反報告)
茉央(プロフ) - 紫耀 くんの、甘々が見てみたいですっ !!!! いつも 更新楽しみにまってます! 更新ふぁいとーまですっ !! (2015年7月5日 2時) (レス) id: 017046b6bd (このIDを非表示/違反報告)
白雪姫*(プロフ) - りおさん» おーけぇーですよーうっ(*´∀`)そう言って頂けて嬉しいですっ。更新どちらも頑張りますね〜。 (2015年6月29日 17時) (レス) id: d1428fae49 (このIDを非表示/違反報告)
りお - れんれんの甘い感じお願いします!白雪姫さんの作品いつも面白いです!これからも頑張ってください!! (2015年6月29日 17時) (レス) id: b74ad6a98f (このIDを非表示/違反報告)
さ〜ら??(プロフ) - よろしくお願いします。 (2015年6月28日 10時) (レス) id: 6da6f9b4a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白雪姫* | 作成日時:2015年5月29日 23時