正反対なはずでした。〔JW赤×JW緑〕 (ページ24)

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重side

...ちゃうねん、

本間はただ単に俺がともに嫉妬させたかっただけやのに、

ともが女の子を可愛いとか言うから、俺もそれに負けじと乗っかってもうて言い合いになった

言い合った末、ともは走って家とは真反対な方に走って行ってしまった

俺も途中まで追っかけたけど、あろう事か見失ってもうた...

はよ会って謝りたい...罪悪感が込み上げてくる

勘に任せて歩き続けてると、誰かが助けを求めてる声が聞こえた

...なんや、路地裏やんか

路地裏を横目でチラッと見てそこを通り過ぎようとしたのに、それは出来なかった

だって、ともが苦しそうに倒れてるんやもん。

すぐさま駆け寄ったが遅かったみたい

すっかり気を失ってもうてるわ...

くっそ...誰やねん俺のともこんなんにしたやつ

取り敢えず...家まで運ぼ、

ここら辺ちっちゃい時よく来てて良かったわ、

家からだいぶ遠いんやけど、とも軽いし余裕やね。

苦しそうに肩で息をしてるともは本間に辛そうやった

.

.

神side

神「...あれ...ここ、大毅ん家...？」

重「とも、」

神「うわっ！！！大毅っ、」

俺と近いとこで俺が寝てるベッドの端に体を預けている大毅が目に入った

俺、どしたんやっけ...

重「...ごめん、とも。」

神「へっ...？何がっ、...あ、」

あぁ、思い出した。

さっき？大毅と喧嘩したんやった...

重「あれ...俺がともに嫉妬してもらいたくてつい、言ってもうた...

ほんまにごめん、こんな大事になるって思ってなくて...」

神「う、ううん...俺の方こそごめん

女の子可愛いとか言って...あれ、嘘やから」

重「...え、嘘なん、？」

神「嘘やで？

大毅以外、眼中にないし...」

重「...ほんまごめんな？」

神「やからええって！」

ちょっと、ていうか大分あれは嫌やったけどな

重「...とも、話して？」

神「えっ...？な、何を？」

重「あんな過呼吸になる前、なんかあったんやろ？」

神「...お、おん。実は...」

～お話中～

重「あかん、ちょっとそいつしばいてくる」

神「いや、あかんよ？！」

重「でもっ、」

神「ええから、その分大毅が愛して？」

重「...どうなっても知らんから」

まぁ、こんなに愛されてるって分かったからええ機会やったんやないかな

―――

リクありがとうございました