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〆．
数年後。
「…………え、行かなあかん？これ」
「確かに、しげのタキシードなんか燃やしてまいたいけど、ここは行こうや」
「式場突撃して花嫁奪うんもあり！」
「望はいっつも奪うーばっかりやん」
「やって流星、奪うのは違うって言うて結局こうなってもたんやろ？」
結婚式の招待状。
淳太がどんな顔してるのか見に行きたい気持ちはある。
「神ちゃんは見守るようになったよなぁ、いつの間にか」
「ん？あー、虎視眈々と狙ってただけやで、チャンスを」
「ああ……」
なんだかんだ、俺らはAちゃんへの恋心を捨てきれずにいた。
そして悪魔からかかってくる電話。
「迷惑電話や」
「着信拒否でいこう」
「そうは問屋が卸しませーん」
「うわっ！」
「諸悪の根源や！帰れ！」
「ひゃひゃひゃひゃひゃ！！なんでやぁ、俺らの結婚式について話しに来たんやんかー。な？Aっ」
「うん、久しぶりだね、みんな」
にこにこにこ。はい、癒しー。
「一週間ぶりやな」
「週一でAの顔拝めて幸せやろ？俺毎日やから！！」
「お前ほんまウザさ変わらんな」
しげは今日も敵を作っていく。
「淳太が泣いてたわぁ、俺のA〜って。おもろかった！」
「……………Aちゃん、やっぱ俺と結婚せん？」
「えっ……」
「おい！！俺の嫁！俺の嫁やから！！」
「二次元のキャラみたいに言うな」
俺らはいくつになっても変わらへん。
「もちろん全員出席するやろ？知ってる知ってる。あ、でもAのドレス姿見られんのか……うああ」
「もー、私だって大毅くんのタキシード姿誰にも見せたくないんだよ？」
しげのタキシード姿見て喜ぶ奴はまあおらん思うけどな。
「しゃあなし、御祝儀持って行ったろ。誓いのキスの前にAちゃんだけ貰うけど」
「はぁ！？許さん！！」
しげの体がまた異様な変化を遂げてる。
それを見て幸せそうに笑うAちゃん。
あーもう。わかったて、痛いほど。
「……末永く、お幸せに」
友人代表のスピーチ、覚悟しとけよ。
〆．
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なで肩笑窪ちゃん(プロフ) - この小説凄い面白いです！しげに対するみんなのツッコミが特に笑 これからも応援してるので頑張ってください！ (2018年8月12日 2時) (
レス) id: c89a82c1eb (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - もし、続編を出して下さるのなら、結婚式の様子とかスピーチを見てみたいです。勝手なリクエストみたいになってすみません。でも、本当にこのシリーズは大好きです！なので、体調に気をつけて更新頑張って下さい！応援してます (2018年8月10日 2時) (レス) id: 8451e55f33 (このIDを非表示/違反報告)
神ちゃんがホンマの神様 - 好きです（（殴 (2018年7月16日 12時) (レス) id: bc36dc82b8 (このIDを非表示/違反報告)
すぴん(プロフ) - 全シリーズ読んできました！更に続編嬉しいです。これからも楽しみにしています！ (2018年7月16日 0時) (レス) id: f7fd1c07dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はゆな
| 作成日時：2018年7月16日 0時
