『泡っぽいアイドルやってます』4

◯泡ガールとどん兵衛 ページ5

◯









「日本に帰って来ました」







「ので」







「まずはどん兵衛をね、食べようかなと」








風磨「自分家で食ってくんね？」








「なんでそんなこと言うの」








風磨「いや、逆になんで俺んちでどん兵衛食おうと思ったんだよ」








「1人どん兵衛寂しいじゃ〜ん風磨も兵衛仲間になろうぜ〜？」








風磨「何、兵衛仲間って」








「あ、お湯沸かすからポット貸して〜」








風磨「マジ帰れ」








◯








ズズズズズッ！！









「…うんまぁ、、('･ｴ･`)」








風磨「よくこんな時間にどん兵衛食えるなお前」








「今何時」ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｯ








風磨「23時」







「マジで？まだ感覚的には朝9時くらいの感覚なんだけど」







風磨「時差ボケが激しいな」







「あ、風磨も食べようよ






鍋島持って来たから飲もうぜ」








ゴンッ(鞄から日本酒出した)








風磨「冗談だろおい






お前一本担いで来たの？」







「おん。






向こうじゃビールやらカクテルばっかりで日本酒欲してたんだよね〜







ねえ、升持ってきて〜」







風磨「んなもんうちねえわ」








「え〜？じゃあおちょこでいいや」









◯








「…酔ってねえし」








風磨「誰も聞いてねえよ幻聴聞こえてんじゃねえか」







「なあなあなあなあなあなあ私の居ないセクゾってどんな感じだったぁ〜？？」








風磨「お前居ない時の方がまとまりがあった」←








「いやマジで泣くよそんなん」








風磨「既に泣いてんじゃんめんどくさ何お前」








「うう…1年って結構長いねんなあ…」








風磨「そりゃ365日もあるからな」







「ファンのみんな、






受け入れてくれるかな…忘れられてるんちゃうかな…」








風磨「…なわけ」








「…ちょっと怖い」







.




.







風磨「…なんだよ、お前らしく無い」








「…」








結局その夜はAちゃん見事に潰れたので、風磨くんのベッドで爆睡だったらしい。







風磨くんはAちゃんの寝るベッドの脇に座って、








風磨「…おかえり」







って微笑みながら頭撫でてたらしいよ。







なんだかんだでやっぱり風磨くんも寂しかったみたい。







どさくさに紛れてチューとかしてないかは、それは、わしゃ知らん







風磨「してねえよ濁すな」←








◯

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