『粉っぽいアイドルやってます』5

◯粉ガールと重岡 ページ24

◯







濱田「今日俺と淳太と照史で飲み行くんやけど誰かくる〜？」






仕事が終わり、マスクやらマフラーやらを皆んながつけている時にそんな事を言い出した濱ちゃん。








神山「いつものとこ？」






中間「おん」






神山「じゃあ行く〜」







小瀧「はい！俺も行く！」






藤井「じゃあ俺も〜」






「私パス」







重岡「俺もパス」







濱田「は、どないしてん2人して」






基本誘われたら行っていたここ2人。





濱ちゃんだけでなく、他のメンバーもびっくりしていた







藤井「…2人なんかするん？」






重岡「おー、今日ちょっとAの家「言わなくて良い」やべ」






小瀧「はぁ？！！






家？！！！！家言うた？！！」







そう、本日は月一で行われているしげとのお泊まり会。






これデビューする前からお互い予定が合えば毎月してたんやけど、メンバーにはまだ一度も言ったことがなかった。







「てことで、バイバイ





ほら行くよ、しげ」





重岡「おー」





桐山「待てえ！！！





事情聴取やぁぁあ！！」






◯







あれから何とかメンバーを振り切り、





今はスーパーで晩御飯の材料をチョイス中。







重岡「今日何にするん」






「何が食べたい？」






重岡「鍋」






「お、ええやん。




ラーメン鍋にしよか、しげの好きなもん沢山入るし」





重岡「わーい」






私はカートを押すしげの隣を歩きながらふと思った






「…えい」






重岡「…うわ、何やねん笑




腕組んでくんなや笑」






「新婚さんっぽない？」






重岡「きしょ笑





珍しいやんAがこんなんするん」






こっちを見ようとせず、毒を吐いてくるしげ。





おい、耳だけじゃなく頬も赤いぞっ可愛い奴めっ()






「いやあ、




他のメンバーおるときはしげ淳太くんばっかやし全然甘えれへんやん





ほら、うち一応年下やねん」






重岡「知ってますけど。





そんなん言うたらお前いっつも小瀧ばっかやん





あ、ネギ」






「望は向こうから来てるんやから仕方ないやん





白ネギにして」






重岡「…自分さあ、





メンバーおると俺に対して塩やのに、





2人になるとめっちゃ俺の事立ててくるよな？なんなんあれ？俺中心でええの？」






「あー、




亭主関白やからなあ」←






重岡「あかん、今日のAおかしい」






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