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「し、信じられません!!
何でSランクが、Fランクを指名するんですか?!
貴方の友達と賭けかなんかして、
それに負けたからやってるんですか…?」
「んなことしねぇよー。
俺、友達居ねぇし。賭けも好きじゃねぇもん」
わざとらしく頬を膨らませる彼を、Sランクとは思えなかった。
「じゃあ…何で、“
「おもしれぇから。お前」
「おも、しろい…?」
「おう。めちゃくちゃおもしれぇよ。
あんな理想投影するんだから…」
そう言う途中で、堪えるように「くくっ」と笑う。
「あ、あれは…ちょっとした事故で……!!」
「別に言い訳しなくても良い。
俺は、ああいう“少しでも変えてやろう”って考えが良いなって思ったからよ。
それに…」
「それに…?」
「さっきから…表情がコロコロ変わって、
見てて全っ然飽きねぇし」
「……………」
「ランクなんて関係ねぇよ。
俺は、つまんねぇ人間に興味ねぇんだ。
契約するなら、おもしれぇ人間に従いたかった」
急にしんみりとした雰囲気…。
「…で、でも──」
すると守護神さんはにっこり笑う。
「ってことで!!
はいこれつけて…っと」
手からあのネックレスを奪い取ると、再び瞬間移動したのか、気づいたら後ろに居て、僕の首へと回す。
「わっ…!?」
「よーし。これでお前は、俺の主だ」
腰に手を当て、満足そうに僕を見下ろす。
「え!?それは………って…あれ…」
うなじ辺りの、取り外し部分をカチャカチャしても、
「取れ、ない…?」
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朔月(??)(プロフ) - クレキさん» ありがとうございます!!(*´▽`*)主もヴァルもクレキさんを愛します← (2019年5月28日 21時) (レス) id: 677fbe071b (このIDを非表示/違反報告)
クレキ - この2人の雰囲気が温かくて大好きです!主もヴァルも愛してます! (2019年5月28日 14時) (レス) id: ddf6620f0e (このIDを非表示/違反報告)
バキューム砂月(??)(プロフ) - kisaragi_gigoroさん» ありがとうございます!!(´;ω;`) (2019年4月23日 16時) (レス) id: 3aa50aad4f (このIDを非表示/違反報告)
kisaragi_gigoro(プロフ) - 尊きことこの上ない (2019年4月23日 11時) (レス) id: 69904253c9 (このIDを非表示/違反報告)
朔月α(プロフ) - レイアさん» キュ○べぇではないですね笑 (2019年3月30日 17時) (レス) id: ab8cd8723d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔月α | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/082301153/
作成日時:2019年1月15日 17時