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「何にしよーかなー」と、
ヴァルは楽しそうに服を物色する。
此処、服の種類凄いなぁ…。何でもありそう。
にしても、
…さっきの、擽ったい感覚は何だったんだろう。
近くにあった鏡を見ると、
首筋に、赤い痕がついていた。
……え!?何これ?!
触っても取れない。
…………………取れない!?
「主、これとかどーよ」
「えっ!?あ、あぁ…うん……」
服に意識が向かない程、鏡から目を離せない。
「ん?あ、気づいた?その痕」
「その痕って…ヴァルがつけたの?!」
「おう。俺の気持ち」
「ど、どういうこと…?」
「キスってな、体の部位で意味が違うんだぜ。
因みにそれは首筋にしたつもりだけど」
「首筋って…どういう意味、なの…?」
「んー…………内緒」
「えぇ…?!何で!?」
てか僕…ヴァルにキスされたの……?!
く、首筋だけど…!!
痕……元の服着たら隠れるかな…。
「ああ、大丈夫。
いつもの服着たら隠れるところにつけたからよ」
「そうなの…」
じゃあ…そっと消えていくのを待つしか…
「…そうそう。消えかけたら言えよな。
つけ直すからよ」
「えぇ…!?」
「言わなかったら…。
数増やすか、もっと濃くつけるぞ」
「そ、そんなぁ…」
「まぁこの話は置いといて…。
はーい、お着替えの時間ですよー」
────
再び1人になった試着室にて、ヴァルに問う。
「ね、ねぇ…この服って」
「どーだ?可愛いだろ」
「僕……結婚するわけじゃないんだけどな…」
白いドレスを着ていた。
シャッとカーテンを開ける。
「おおー!!花嫁感出てるぞー」
「ヴァル、背中のチャック閉めてくれる…?」
「おー、良いぞ」
僕は、試着室から歩み出た。
────
第2弾になります!!
ありがとうございます!!
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朔月(??)(プロフ) - クレキさん» ありがとうございます!!(*´▽`*)主もヴァルもクレキさんを愛します← (2019年5月28日 21時) (レス) id: 677fbe071b (このIDを非表示/違反報告)
クレキ - この2人の雰囲気が温かくて大好きです!主もヴァルも愛してます! (2019年5月28日 14時) (レス) id: ddf6620f0e (このIDを非表示/違反報告)
バキューム砂月(??)(プロフ) - kisaragi_gigoroさん» ありがとうございます!!(´;ω;`) (2019年4月23日 16時) (レス) id: 3aa50aad4f (このIDを非表示/違反報告)
kisaragi_gigoro(プロフ) - 尊きことこの上ない (2019年4月23日 11時) (レス) id: 69904253c9 (このIDを非表示/違反報告)
朔月α(プロフ) - レイアさん» キュ○べぇではないですね笑 (2019年3月30日 17時) (レス) id: ab8cd8723d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔月α | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/082301153/
作成日時:2019年1月15日 17時