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「そ、それでその…ブレイズさんは、
守護神になって、Aランクに…」
「…ランク付けの時、魔力が少ないと言われてな。
Sランクには足りないと言われた。
………。
……私は…」
「…?」
僕が促すように首を傾げると、
「…捨てられるのが、嫌だった……!!
母にも父にも、日頃から…言われたことが出来ない『不良品だ』と言われて…
あの時、私は捨てられたんだ。
だから…逆らって、嫌われるのが…怖かった……。
今回も…国王様に……逆らいたくなかった…!!」
「そう……だったんですね…」
「しかし…国王様が直々に、「悪魔」を捕らえろ。
…と言うくらいなのだから、
どれほど凶悪な人間かと思えば…。
こんなに素朴で、純粋な人間とは…思わなかった」
ブレイズさんはそう言って、僕を見た。
「…だから分かんねぇんだよ」
そしてヴァルが会話に混ざる。
「何で人間1人に、こんな大事になるんだ?
この国に言えば、入国審査で引っ掛かるし…。
極秘で、ってことか?」
「極秘ってことは分かるが…。
何故なのか、それは私も分からない。
捕らえろと言われただけたからな…」
そして、掌サイズの水色の宝石をポケットから取り出すと、
その石は、キーンと音をたてた。
「…国王様、聞こえますか。
隣国を隈無く探してみたのですが、
目標は居ないようです。
既に、遠くに逃げたのではないかと。
…それでは」
「えっ…」
僕が呆気に取られていると、
「…私が聞いていたのは、
「悪魔」と呼ばれた人間だ。
見つけたのは、…心の優しい人間。
依頼された目標とは違う人物だ。
きっと…まだ見つかっていないのだろう」
「あ…ありがとう…!!ブレイズさんっ」
僕がお礼を言うと、ブレイズさんは顔を逸らす。
「別に、礼を言われることなど…」
「へぇ…照れてんのかー?
素直じゃねーんだな」
「黙れ眼帯」
「だから何で俺には差別的なんだよ!!」
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朔月(??)(プロフ) - クレキさん» ありがとうございます!!(*´▽`*)主もヴァルもクレキさんを愛します← (2019年5月28日 21時) (レス) id: 677fbe071b (このIDを非表示/違反報告)
クレキ - この2人の雰囲気が温かくて大好きです!主もヴァルも愛してます! (2019年5月28日 14時) (レス) id: ddf6620f0e (このIDを非表示/違反報告)
バキューム砂月(??)(プロフ) - kisaragi_gigoroさん» ありがとうございます!!(´;ω;`) (2019年4月23日 16時) (レス) id: 3aa50aad4f (このIDを非表示/違反報告)
kisaragi_gigoro(プロフ) - 尊きことこの上ない (2019年4月23日 11時) (レス) id: 69904253c9 (このIDを非表示/違反報告)
朔月α(プロフ) - レイアさん» キュ○べぇではないですね笑 (2019年3月30日 17時) (レス) id: ab8cd8723d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔月α | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/082301153/
作成日時:2019年1月15日 17時