安心感＿○ ページ27
｢あー…暑いねぇ｣
｢貴方が離れてくれたら、大分マシになると思うんですけどね｣
｢離れるのは嫌だよ。それだったら暑い方を選ぶよ｣
俺は離れる方を即選ぶ。
なんて言っても無駄だということは百も承知なので、何も言わずに勉強を続ける。
この暑い時期に、
この生物は後ろから抱きつき、
顎を頭に載せてるのだ。
首元に手が回ってきて、
首を絞められそうだった。
まず俺、暑さで死ぬぞ…
｢A〜。問題集だけじゃなくて、僕にも構ってよー｣
｢…………………｣
｢もう、Aー｣
｢…………………………………｣
こういう時は、無視が1番効くのだ。
…どうでもいいことに詳しくなってきた、俺は。
｢むぅ……でも…勉強の邪魔しちゃ悪いし…
僕、本読むから。終わったら言ってね｣
そう言って、離れようとする米津さんの腕を、
俺は掴んだ。
……まるで、離れるなというように。
｢A…?｣
米津さんはキョトンとしてる。
俺だって何でこうしてるのか分からない。
でも、何故か、
離れられると思うと、
寂しい気になった。
｢……もう少し、このままで居てくれませんか｣
我ながら馬鹿なことを言ってると思う。
でも…………
…でも、米津さんの腕が首元にあると、
米津さんに抱きしめられていると、
とても、安心感に溢れていた。
｢このままで……居て…ください……｣
甘える様に、ぎゅっと米津さんの腕を掴む。
｢…良いよ。ずっと、居てあげる｣
米津さんは、優しく笑った。
｢……ありがとう…ございます｣
ほんの少し、頬が緩んだ気がした。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
え、内容被ってます!?
俺はそんなこと全然思いませんでしたよ!!
謝らないでください(´▽｀)
これから多少内容被ったとしても、
全然気にしないで大丈夫ですよ。
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朔(プロフ) - 美怜さん» 大丈夫っす…何とか持ちこたえてます(吐血)お出かけ…良いっすねぇ(´▽｀) (2018年6月2日 16時) (
レス) id: 14946c236c (このIDを非表示/違反報告)
美怜(プロフ) - え！？あっ！？しょ、昇天！？私のためにも読者のためにも昇天してらならん！！(？)書いててとても楽しいです^^* (2018年6月2日 14時) (レス) id: a91e59d2ae (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - 美怜さん» あ、大丈夫でしたか?良かったです(´▽｀) (2018年6月2日 8時) (レス) id: 14946c236c (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - 美怜さん» あれ…メッセージ送れてませんでしたか(T_T)了解です、ボード行きますね〜(´▽｀) (2018年6月2日 8時) (レス) id: 14946c236c (このIDを非表示/違反報告)
美怜(プロフ) - ごめんなさい！合作が決まって近いうちに書きたいんですけどパスワード教えて貰ってもいいですか？コメントよりかはボードで…。 (2018年6月1日 22時) (レス) id: a91e59d2ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔月α・美怜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/082301153/
作成日時：2018年5月31日 20時
