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1.いつもの朝 ページ2

流伊「おはよー」


やる気のない挨拶で1-Fへ入っていく

射音「流伊〜!おはようっ!」

流伊「うわぁっ!朝から抱きついてくんなよっ!射音!」

射音「ごめんて〜」

俺は高校1年生の山崎 流伊だ
親友の白城 射音に文句を言いつつも自分の席に着く
俺は一番窓側で今の夏は暑くて堪らない
ちなみに隣の席は射音だ

射音「流〜伊〜」

流伊「ん?」

射音「今日転校生が来るらしーよ」

流伊「へー、女子?」

射音「ん〜…分かんないけど、女の子だったら絶対流伊が好きになると思うな♪」

流伊「なんでだよ」

流伊「え〜?だって流伊かっこいいし?」

俺は昔から『かっこいい』とか『美形』だとか言われている
が、俺はまったくそう思っていない
特に意識はしていない
射音は『鈍感〜』とか言うけど…

?「おーい、流伊!宿題のプリント写させてー!」

流伊「何言ってんの樹」

樹「えぇ、お願いっ!写させて下さい!」

流伊「はぁ、しょうがないな…」

樹「マジ!?ラッキー!あんがと〜♪」

こいつは森 樹
まあ、一言で言うと[バカ]かな

樹「おい、聞こえてるぞ」

流伊「あ、言っちゃってた?」

樹「そこそこの音量だったぞ」

こうしていつもの朝がきた…

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作者名:オニオントマト | 作成日時:2019年7月6日 18時

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