【歌い手】BL短編集2(´・ω・｀)

うしさせ【バレンタイン!】さかうら編 ページ8

浦田Side





つ、疲れた…。



あの後、なんとか急いで材料やらなんやら揃えて…。

溶かして型に入れて…。

クック○ッドとかで調べて…。

それで…(((以下略



取り敢えずチョコは作れた!!!

んだけど。



うん、肝心の坂田がいないのはなんで？

昨日ここで『夜の7:30に待ち合わせな。』って言ったよな!?


2月中旬は特に冷えるというのにィイ!!


う「寒過ぎだろ…!?」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ




寒い…。

坂田はやく来いよ…!


手が悴んできた。
こんな寒い中、公園の中で待ってる俺はどんだけ可哀想なんだよ()





う「さ、かた…。さむ……。」

彼の名前を呼んだ。
すると。

さ「おー、どしたん。」ﾋｮｺｯ









公園の入り口から、嬉しそうな顔をしている坂田がこちらを見つめていた。

う「え、おま。………………は?」

さ「…?」

あざとく首を傾げる坂田。
なんだよその『何言っとん?』みたいな顔。

う「こっちは寒かったんだよ!ばーか!」

精一杯怒鳴る。
この末っ子はホントに…!



さ「だって〜…。うらさんが名前呼んでくれないんやもん。」

う「何言ってんだこのハム。」

坂田は驚いたあと、太陽みたいに笑って…。

さ「そのハムが好きなんは…?」






う「っ…。お、れ。」









本当にズルい。


さ「あ、そういえばなんで呼び出したん?」

浦田わたる!

男として……………覚悟を決めるんだ!!!

う「そ、その。バレンt(さ「嘘やん?!」ﾊﾞｯ

う「反応はや…。」


さ「いやいや、あのツンツンツンデレのうらさんが…!?あり得へん…。(泣)」

イラッ←

う「やっぱやめよっかな。」


さ「ああああ、嘘やん!ちょっとした冗談やんか!」

う「…お返し期待してるから。」

調子狂うわ、コイツといると。

さ「うらさんのチョコ…。ありがとな。」ｷﾞｭ

耳元で囁かれる。
大人の声。


う「ｯ…////」

顔をそらす。









本当、調子狂う…。



ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ更新遅くてごみんなさい…。
次はしまセンです〜!!
文字数…(´；ω；｀)

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