【歌い手】BL短編集2(´・ω・｀)

まふそら【永遠に…ね?】6 ページ34

さかうら(?)も入ります。
でも、このお話は基本まふそらです。

坂田Side


俺はうらさんが好き。

それはずっと前から。


男が好きってワケじゃないんや。
うらさんだから惹かれた。

知ってたんよ?

うらさんは他の人の事を見ている事ぐらい。
…そらるさん。



うらさんはそらるさんを見てたんや。

でもそらるさんはまふ君と付き合ってたから、一生辛い思いはしないと思ってたんや。
俺はな。

でも、うらさんは辛かったんやろな。

だからその報いか知らへんけど、まふ君とそらるさんが別れた瞬間は危機を感じたわ。

んで……案の定、そらるさんとうらさんが付き合ったんや。

昨日だってうらさんの家にそらるさんが来るってなった時も、嫉妬で狂いそうになったわ。





でもな。
聞いてみれば、まふ君も同じ状況だった。

好きな人が自分以外のモノになったっていう絶望。
『同じだね』って。








だから、『一緒にその人を取り戻そう』って。
そうなったんや。


それで今そらるさんの家にまふ君と一緒にいるんよ。

あ、ちなみにまふ君は『そらるさんとは別れてませんよ?』って言っとった。

…つい最近、『そらるさんに振られた。』って俺に泣きついてきたのになぁ…。
好きな人を目の前にすると、勝手に妄想しちゃうんやな。

…さて。
経緯は話し終わったな。

ま「そらるさん!なんで浦田さんなんかと付き合ったんですか?そらるさんは僕のモノですよね?」

そ「ま、ふ………?」

ジリジリとそらるさんに近づいていくまふ君。

ま「そらるさん、大好きですよ?」

…俺もやらんとあかんなぁ…。

さ「うらさん、愛してるで?」

深く呼吸をし、言葉を放つ。

ま、さ「だから、消えて。」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰﾂｶﾚﾀ。
ﾊﾅｼﾉﾅｶﾞﾚｶﾞﾖｸﾜｶﾗﾅｲ。
ﾀﾞｻｸﾃﾞｺﾞﾒﾝﾅｻｲ。

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