インターネット、愛してるっ！【時透無一郎】

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「待って推しのおはツイリプし忘れたんだけど！？ ……ちょっと滝に打たれてくるわ。近くに滝ってなかったけ？」

「歩いて20分のところにあるよ。ほら、地図」

「うんそれ学校だよね」






「歩きスマホしないところは褒めてほしいよね」

「はいはいそうだね、偉いえらーい」

「扱い雑すぎて泣きそう」






「学校着いたら髪ぐしゃぐしゃなの辛すぎ……わたしの代わりに髪といて。おはツイ返したいから」

「は？ ……何言ってるの」

「今度ふろふき大根作ってあげるから」

「Aの料理まずいから辞めて」

「そう言いつつやってくれる無一郎好き」










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これはインターネットを愛し、
インターネットに愛された女
音都(ねと)Aのぐーたら生活物語──。


でもあり、

「好き、なんて」
「……ばーか」




この恋愛にぶにぶ子の
インターネット依存野郎に何故か恋した
時透無一郎の恋物語──。

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