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助けるぞ！ ページ37
「お？なんだ今日は運がいいじゃねぇか！1人見つけたぜ！！」
「させるか…！！」
「うっるさい！！どいとけ！出久！！」
敵と戦おうとする出久を引き止める。戦闘許可もくそもないじゃねぇか！
足ではなく手で、地に着地する。一歩間違えたら粉砕骨折所じゃない。けど私は勝己の妹だ。そんなヘマ…するわけない！！！
こちら側と的にの間に分厚い壁を何重にもつくった。
「出久！大丈夫！？」
「だい、じょうぶ…それより、洸汰くんを連れて早く…！敵は…かっちゃんとAのどちらかまたは両方を狙ってる！安全な場所に早く…！」
「させねぇ、よ！！」
あの壁をこの短時間で割ったって言うんか…！！
「くそっ、！ごめん、出久何言ってるかわかんなかった！」
また壁を作る
時間が無ねぇ！！
「全員で逃げる。あれは私の手には負えないし、出久にも無理だ！全身埋めてもあのパワーじゃあいつには意味無い。けど、少しなら時間稼ぎになる。行こう…！」
また割られる前早く逃げねぇと…！
「ダメだよ…Aも知ってるだろ…今プロヒーローはみんな戦闘中だ。こいつに対応出来るプロヒーローはいない。むしろこいつはここで…倒す…！」
こうゆう時の出久はなにいっても聞き入れやしない。勝己と私が狙われてることがわかった今なら尚更だ。ヒーローを目指す出久なら、逃げない。
なら、
なら私も戦うよ出久。
「チッ…わかった…！でもやばくなったら私の策で逃げるからな！」
「洸汰！私に引っ付いてろ！」
行くぞ！！！！
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作者名：サワークリーム | 作成日時：2018年5月13日 16時
