☆ ページ3
あの人は僕のヒーローなのに、他の男にまで尻尾振って.....僕の事だけ見てたらいいのに。僕にだけ笑いかけてくれてたらいいのに.....
剣持「.....」
星川「Aって、彼氏居るの？」
「居たら苦労しないよ」
夢追「それにしても、剣持君モテモテだな。」
「そうだね。」
僕の事そんなに興味無い？僕だけ、会いたいって思ってたの？またあの時みたいに笑って欲しいのに
剣持「あの、篠宮さん」
「あ？なに？」
剣持「今日の事でちょっと話したいことがあるんですけど、今大丈夫ですか？」
「今は無理、ってかアンタの歓迎会なんだから主役がいないとダメでしょう。ほら向こうで女の子達待ってるよ。」
剣持「あの人たちには申し訳ないんですが、少し香水の匂いが強くて」
星川「剣持君が来るって分かってオシャレしたんじゃない？」
そんなのどうだっていい。僕が興味を引きたいのは篠原さんだけなんだから。僕なんて居ないかのようにまたお酒を飲み始めた篠原さん
夢追「A、飲みすぎだってその辺にしときな」
「翔さんには、この気持ち分かりませんよ。私の気持ちなんて誰も...」
夢追「あれ？Aおーい、ありゃりゃ寝落ちちゃったな。」
剣持「僕、自宅まで送ります」
夢追「頼める？此処がAの住所だから、お願いね」
これはきっとチャンスだ。このチャンス逃さない。
＿＿
星川「星川、剣持君の事苦手かもあの目みた？」
夢追「うん俺達とAが話してたら睨んでたね。いやあれは睨んでたと言うより自分の獲物を取られたくないってそんな目してたな」
星川「A大丈夫かな」
夢追「どうだろう。大丈夫だってこと今は祈るしかないね」
＿＿
剣持「此処か...」
えっと、鍵は...
カチャ
剣持「篠原さん、起きてください」
「ん、んんっ...けん、もち？」
剣持「おはようございます。頭とか痛くないですか？今水持ってきますね」
「何で居るの？」
剣持「寝落ちちゃったから、夢追さんに住所教えてもらって送ったんですよ。」
「......」
剣持「あれ？篠原さん」
僕何かまずいことでも言った？あー、やっぱり篠原さんの顔は綺麗だな。高校の時と変わらず綺麗だ。彼氏いないって言ってたよな？いやその前にあのことをあやまらなと
剣持「篠h「帰って」..え？」
「剣持には、こころが居るだから帰って。」
こころ？天宮の事か何で天宮の名前が今出るんだ？天宮に悪い？僕は別に天宮と付き合ってないし、あの日僕が天宮の事好きって言ったから？
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作者名：7496 | 作成日時：2023年9月7日 8時
