【d!】彼らがイチャついてるだけのお話。《2》【bl】 (ページ22)

今日:11 hit、昨日:8 hit、合計:26,243 hit

゛ページ22

ut「わかった！今すぐ消すから！……えっと、キスマって消せるん？」

　ごしごしと首元をこするが、勿論消えるはずはない。キスマは自然に消えるしかない。

kn「そりゃそうやろw……俺が上書きしたろか。」

ut「……ん。」

彼に首筋を差し出していた。

恥ずかしくなって目を逸らすと、彼が優しく微笑む気配を感じた。

顔が熱くなるのを感じながら彼を見ると、満足げな表情をしていた。

kn「はい、どや。なかなかうまくつけられたやろ。」

ut「……おー、ありがと……。」

　鏡を見ると、シャオロンが付けたキスマと反対の方に赤い跡がポツリ、新しくつけられていた。

kn「もうあんな失態すんなよ。次は……わかってるよな？」

ut「勿論ですっ！！」

　僕は勢いよく返事をした。
しっまはよろしい、と僕の頭を撫でて部屋から出ていった。

・

満足。