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後ろを向いても私の視線が気になるのか時折チラチラ振り返る。ちなみに、あの背中の跡はすぐ上着を着られてしまったのであの一瞬しか見ることができませんでした。
でも、結局、あの跡は誰につけられたものなんすかね。狼？
流石に色仕掛で女性があんな跡つけるわけない。もしかしたらそういうプレイさせられたとかは可能性あるかもしれないすけど。
ふと気になったので、着替え終わった彼に聞いてみることにした。
ntr「……ゾムさんて、女、好きですか？」
zm「は？ 何、急に。好きなわけないやろ、あんな面倒臭い奴ら。」
ntr「ふぅん。」
適当に頷いて、やはり女には興味無い→じゃあ色仕掛なんてするわけない→じゃあこの跡は？→もしかして
までたどり着いた。
もしかしたらもしかしたら、の話すけど。ここまで考えたら、どんどん妄想が加速してしまう。
もんもんと考えているうちに、いつ連絡したのか、ゾムが護衛をしている武器商人のエーミールが彼を迎えに来た。
エーミールが「ゾムさん。」と言うとゾムは表情は変えないが、嬉しそうな音色で「教授。」と答えた。
二人が帰ろうとしたとき、エーミールがゾムに耳元で何か呟いているのを見た。そしたらゾム、被っているフードを余計に深く被った。
何だ、何だもしかしてもしかしてなのか。いやいや、でももしかしてなのか…？
em「ゾムさんがご迷惑をおかけしました。……帰りましょうか、ゾム。」
zm「……おん。」
二人が帰ったあと、別の研究室で籠もって実験をしていたくられ先生がやって来て
krr「帰った？」
とだけ聞いてきた。私は「帰りました。」と簡潔に答えると、自室に戻った。
自室のベッドに寝転がり、もしかしたらあるかもしれない、ゾムとエーミールの関係について色々と妄想した。
無理、あれは無理、護衛側がネコとかまじ信じられないかぷ癖すぎてつら無理好き。………。
・
あの、科エミゾムの匂わせが書きたかったんだー！！
なんか、あの、すいませんでした。
また何か書きます
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作者名：ぐりんてぃ | 作成日時：2022年9月19日 22時
