やんきーくんと元やんちゃん【青】

隣の席 ページ8

初日の朝から濃かったなぁ…と思いつつ、教室に入る。席は廊下側の一番後ろ。くるまではちょっと不安もあったけど、前の席の子とか、近くの席の子とおしゃべりして、お昼ご飯も一緒に食べる約束して、うん、順調！！！！！！平和なスクールライフ！！！！！！









先生「はーい、朝のホームルームはじめまーす」









先生の一声で、バラバラになっていた生徒たちが各々の席に座る。そこで初めて気づいた。隣の席の子が来てない。初日からお休みなんてどうしたんだろう？いや、遅刻かな？



先生がクラスの子たちの名前を呼んで、出欠を確認してる最中に、わたしの後ろにあるドアが開いた。









？「すみませーーーん、遅刻しました」


先生「おーい…初日から遅刻はあかんやろ…ええっと、大倉忠義、やな。次からはもっと厳しくするからなー」









でっかい人がきた。でっかい。くまさんみたい。
青い先輩とおんなじくらいのインパクトのある登場。笑 自分の席を探すようにきょろきょろと周りを見渡したあと、空いているわたしの隣の席に座った。机と椅子が小さく見える…サイズにあってない。






というか！その座り方！だらーーーっとしたその座り方！絶対遅刻したこと反省してないよ！先生優しくてよかったね！









「大倉くん、隣の席の渋谷です。よろしくね」

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