約束 ページ44
「ジャイアンズに殴られそうになったのは阻止したし、変に波風立てるより放置した方がいいと思ったし、ちゃんと、次は許さないって釘を刺しましたので、このようなことはこれっきりだとお約束しますぅぅぅ」
正座して、敬語になって、遠山の金さんスタイルのままだったのも気にしてなくて、おにーちゃんに事実と今後のことを説明する。3人から注がれる視線に耐えきれなくて語尾が小さくなり、逃げるように俯く。
す「…シバく」
「！？だっだめだめだめだめ」
す「離せや！！！ヒナぁ！ヨコぉ！」
横「まあまあ、Aがちゃんと話つけとんやからええやろ」
俯いたままでいると、おにーちゃんがとんでもないことを呟いて立ち上がった。慌てて止めるとよこちょがしっかりおにーちゃんを抑えてくれていた。それでも出て行こうとするおにーちゃんにアワアワしていると、ヒナちゃんがおにーちゃんの耳元で何かを囁く。
す「…あ゛ぁ？」
村「Aも青春しとるっちゅーことや。」
す「おっおっ俺は許さへん！」
横「…ほぉーん、大変やなぁすばるお兄ちゃん♡」
ドアに一直線だったおにーちゃんが、ヒナちゃんの言葉でこちらに振り返る。ほんとに輩みたいなドスのきいた声聞こえたけど…おにーちゃんは急にわたわたし出して、ヒナちゃんはよこちょにも耳打ちして、よこちょもニヤニヤしながらおにーちゃんをからかう。
わたしだけ置いてけぼり。怖い輩からの急に普段通りに戻る3人の振り幅に、きょとんとしてしまう。分かんない。いつまで正座してたらいい？そろそろ遠山スタイル恥ずかしいんだけど。
村「…いつまでその格好でおんねん！」
「あたっ！だっだってついていけなくて…！！！」
ポケーっとしていると、ヒナちゃんに頭を叩かれた。遠山スタイルを直しつつおにーちゃんを見ると、眉間のシワは相変わらずだけど、さっきまでとは違う感じ。もう怒ってはないっぽい。
「…おにーちゃん？怒ってない？」
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おゆ(プロフ) - Nakamuさん» パスワード解除いたしました！！！お待たせしました！^o^ (2019年6月21日 12時) (
レス) id: 8d8c895fb1 (このIDを非表示/違反報告)
Nakamu(プロフ) - 初めまして、続編のパスワード教えて下さい！！よろしくお願い致しますm(*_ _)m (2019年6月21日 9時) (レス) id: f5561078e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆ | 作成日時：2019年4月17日 0時
