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第3話 逃走 ページ4
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彼は、そういうと口を開けて牙を出して、私に見せた。
「は？バンパイアって…。中2病じゃあるまいし。」
彼は、またニヤリと笑って、
「じゃあ、今からお前の血を全て吸って、失血死させようか？」
彼は、血を吸うと、近づいてきたから、焦りながら言った。
「わ、分かったから…。じゃ、じゃあ、何で私の血を吸うの？」
「お前から、旨そうな血の匂いがしたから。」
そう言って、彼は私の首元の匂いを嗅ぎ始めた。
「い、いや‼ふ、ふ、触れないで‼」
私は、恐怖で震えながら言った。でも、彼は不敵な笑みを浮かべて言った。
「そう言われると、余計、触りたくなる。」
彼は、また血を吸い始めた。
力が抜けてきて、もう倒れそうになる。それに、痛い。
私は残ってる力を振り絞って、
「もうやめて‼」
と、叫び、逃れた。
そして、カバンを持って、息を切らしながら走った。
続く (更新停止中)
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なつはま(プロフ) - ありがとう！嬉しい！ (2017年9月29日 21時) (
レス) id: 2425b5fb68 (このIDを非表示/違反報告)
夜神桜＠銀魂がみたい！(プロフ) - 見たぞい！なっちゃん小説書くの上手！！ (2017年9月29日 19時) (レス) id: 74853746db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつはま | 作成日時：2017年9月23日 12時
