二話 ページ4
ｶﾞｻｯ
なに！？なに！？兎！？熊！？鬼！？なんでもいいけど歴史修正主義者はやめてよ！？←フラグ
結果:歴史修正主義者(大太刀)でした。
「ぎゃぁぁぁ!!!」
はい！！フラグ見事回収！！
いやぁぁぁぁ！！！死ぬ死ぬ死ぬ！！やめてよ私練度1なんだよ！？大太刀とか相手にしたら死ぬって！！確実に！！奈菜ー！！助けてーー！！
これむっちゃんの体なんだよ！？粗末に扱えねぇんだよ！？ましてや傷なんてつけたら肥前忠広に殺されるわ！！
「むっちゃん、借りるよ!!」
という訳で銃を片手に逃げる事にした！
応戦？迎撃？そんなのするわけ無いだろ！！そんなんしたらむっちゃんの体に傷がつくでしょ！！
幸い、大太刀よりも機動は高いからな！！ハッ！ざまあみろ！！
─────────
大分走って、来ない事を確認してから、木の上に登った。
いやぁー、危なかったー。傷できて無くてよかったぁー。むっちゃん、傷つけなかったよ！！てか逃げ切れたよ！！イェイ！！
……こんなことしてる場合じゃねぇわ。
あのね、人の気配すんの。
……降りてくる。
「あ、待ってください先生!」
「ん?嗚呼、すまないね。」
「単独行動は控えてください…」
「わかったよ。」
南海先生と肥前！？え、？いや、え？なんで肥前と南海先生いんの！？もうゲットしたのあんたの本丸！？早くね！？はやすぎるよ！！なに私が遅かった訳！？ごめんなさいね！！！愚図でのろまで！！
まぁいっか。拾って貰お…
ｸﾞﾗｯ
え…？
立ち上がろうとしたら、滑った。
ちょっまっ落ちるぅぅぅぅ！？
「うわぁぁぁぁ!!??」
「陸奥守!?」
「ひぜっ、受け止めろ!!」
「ハア!?」
すまん肥前！！使わせてくれ！！今の私にはお前が必要なんだ！！お前の嫁さんの体だろ！？受け止めてくれ！！じゃないと私のむっちゃんへの罪悪感がヤバいから！！
なんて考えながら、肥前のいる方向へ身を傾けた。
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作者名：鸞鳳 | 作成日時：2019年9月7日 1時
