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「キミは、」
トンッと、簡単に私を壁につける誉さんの顔は、いつもより真剣な顔つきをしていた。
「キミは、そうやっていつも無防備だが、
ここに男が何人いると思っているんだい?
ましてやここには年頃の男子だっている。
幸くんだってあの見た目からは想像もつかないくらい、キミよりも強いんだよ。
そんな中、キミはそんな格好をしているということは、
こんなことをしてもいいということなんだろうね?」
タンクトップの上から、胸の下あたりからへそ下までをゆっくりと触られる。
声は出さなかったものの、
いつもは笑顔で明るい誉さんがここまでになると、
さすがの私も怖くなり、
泣いてしまっていた。
「え?あ、すまなかった!ど、どうか泣かないでくれ!」
「アリス、うるさい。」
いつの間にか、密さんが私の前に来て、パーカーを被せてくれた。
「A、ちゃんと、わかってね。」
「Aくん、これから気をつけたまえ。」
そう言って2人は談話室に戻っていく。
今回のことで身をもって危険がわかったが、
普段ニコニコしてる誉さんだけに、
ギャップに少しドキッとしてしまった。
(祐葵さん、リクエストありがとうございました!遅くなってしまい、すいませんでした…)
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みく - とても面白かったですはやく次がみたいです私それぞれの組で至さん幸くん秋組は二人になるのですが万里さん左京さん密さんが推しです (2021年8月24日 2時) (レス) id: 668212e334 (このIDを非表示/違反報告)
みく - とても面白かったですはやく次がみたいです私それぞれの組で至さん幸くん秋組は二人になるのですが万里さん左京さん密さんが推しです (2021年8月24日 2時) (レス) id: 668212e334 (このIDを非表示/違反報告)
斑鳩幸 / 藤瀧流望(プロフ) - 卯月さん» リクエストありがとうございます!左京さんとの絡みですね!書かせていただきます! (2018年3月24日 1時) (レス) id: b42a8ed664 (このIDを非表示/違反報告)
卯月 - 左京さんとの絡みがみたいです!!特にシチュは無いです!! (2018年3月23日 21時) (レス) id: ee413df35c (このIDを非表示/違反報告)
斑鳩幸 / 藤瀧流望(プロフ) - るいさん» 返信ありがとうございます!書かせていただきますね! (2018年3月23日 17時) (レス) id: b42a8ed664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:斑鳩幸 | 作成日時:2017年11月4日 17時