私は女子です【A3!】

2人きり ページ35

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色々なことが重なって談話室にひとりでいる休日。








暇だから寮にいる人を誰か起こしに行こうかと立ち上がった瞬間、









「あ」






と声を上げて真澄くんが入ってきた。









「おはよう。いづみさんはもう出掛けたよ。」









「そんなこと知ってる。」








相変わらずの冷たさに撃沈しながらも、これが日常。そう言い聞かせた。←









「朝ごはん食べる？」







私の言葉に眠たそうにコクンと頷く真澄くん。









あぁ、これは確実にモテるな。((確信))







イケメンDKの破壊力は計り知れない。








「私が作ったのでもいい？」







頷くと思ったが、







「いや、そのアンタが作るものなんか食べるかみたいな顔しないでよ。」







めちゃくちゃ不機嫌な顔されました。







「お腹空かせて待つか、私の料理食べるかの二択だよ。」








「食べる」







私はあらかじめ使っていいか聞いておいた野菜を冷蔵庫から出し、包丁を手に取った。







すると、真澄くんが寄ってきて







「アンタに包丁握らせるって怖い」







と冷蔵庫から飲み物を取り出しながら言われた。








まぁ、そりゃ寮内で料理を作る頻度は、







いづみさん、臣くん、綴くん、私という、








男性2人に抜かれている私だけども。









流石に包丁くらいは使える。








それよりも、真澄くんが私のことについて喋ったことの方が驚きだった。

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