私は女子です【A3!】

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臣side







「おーい、A！ご飯だぞー！」








Aの部屋の前で何回も名前を呼ぶが、







一向に返事がない。









「臣、どうしたの？」









部屋から出てきた東さんに、Aが出てこないことを伝えると、









「この前のこともあるし、開けて入った方がいいんじゃない？」




と、返ってくる。









「それもそうですね。」







と、ドアノブを捻った。







開かないと思っていたドアはすんなりと開き、








中には、机に突っ伏するAがいた。









「おい、A、大丈夫か…」







言いかけたとき、








「臣！待って！」








あんまり、大きな声を出さない東さんが少し声を荒らげた。







「左の手首、、、」








Aの左の手首には、無数の傷跡と、







赤い血が垂れていた。







「これ、、、」






「他の人には見せない方がいいね。




Aは寝てるのか倒れてるのかわからないし。」








「あの、どうかしましたかー。」





「支配人！」




「あっ。」







Aを見るなり、支配人が声を漏らす。








「後でお話するので、ここは僕に任せてください。」





と言われ、俺達は部屋を出た。

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