私は女子です【A3!】

心配 ページ18

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至side







「至さん。」








「なんでしょう。」








「今ドアの音がした気がするんすけど気のせいっすかね。」






「え？怖い話？」







休みの前日はいつも万里とゲームをしていて、







明日(もう今日だけど)が休みの今日は例に漏れず、





万里とゲームをしていた時だった。






万里がそんな一言をこぼす。







「東さんっすかね。」








「いや、この時間に出かけねぇだろ。」









時計は午前2時を指していた。








8時に飲み物を取りに行ったが、






とっくに底をつき、お腹も減っていた。








「カップラーメン作りがてら見に行く？」







「そっすね。」





キリのいいところまで進めて、






万里とキッチンへ向かった。








カップラーメンにお湯を注ぎ、






待っている間に玄関へ行くと、







いつもは、みんなの靴よりも







かなり小さくて目立つ、








Aの靴がなかった。

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