エンディング 4

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望「......はぁ、」








本日何回目かのため息をつきながら
家に帰ると、部屋の明かりがついとった。








望「......りゅうせい、、？」









仕事、行かへんかったんかな、
もしかして、しんどくて帰ってきたとか、？






やっぱり喧嘩中でも、過保護なのは
全く変わらんらしく、頭の中を心配が
駆け巡った俺は部屋まで猛ダッシュ、









望「......はぁ、りゅうせい！、っわ！！」









ガタンと扉を開けると、その反動で
なにかが倒れてきた。








望「......え！？流星！！！」








流星「......ん、っはあ、のぞむ、のぞむ、」









倒れてきたものは、流星の体で。
慌てて抱き留めると、
それが恐ろしく熱を発しとることに気づく。








流星「......ごめんなさい、っ、


ごめんなさい、、はぁっ、は、っ、」









望「ちょ、とりあえず中入ろか、

抱っこするよ、意識飛ばさんといてや？」








無意識なんかポロポロ流れる涙に、
脱力しきった体、言葉はごめんなさいだけ。





とりあえず自分の荷物は床に置いて、
流星の体をお姫様抱っこした。






ぐっちゃぐちゃのベットの上に下ろすと、
部屋が朝よりだいぶ散らかっとることに
気づく。








望「流星、大丈夫？しんどいな、

どの体勢がええか教えて？」









流星「............これ、っ」








俺の首に腕を回して、そのまま抱きついて
離れんくなった流星。








流星「......のぞむ、っ、怒っとる、


ごめんなさい、、おれのせい、っ、で、」








望「ええんよ、ごめんな？俺が悪かった、

やから泣きやみ、苦しくなるで、」









このしんどそうな流れで過呼吸とか
起こしたら流星への負担が大きすぎる。





とんとんと大人しくなるように
背中を摩り続けると、嗚咽もだんだん
治まった。

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