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魅勇side
俺の個性暴走はブースターという敵の個性のせいだと結論づけられた。目的や敵連合との関係などは警察が引き続き操作をしてくれるらしかった。
魅勇「俺、みんなに迷惑かけちゃったな…」
A「うん。でも、きっと大丈夫。みんな優しいから…わかってくれる。」
魅勇「うん…
それと…
俺あの時、結構負の感情を持ってたというか…」
姉ちゃんに対する過保護な気持ち、クラスメイト達への怒り、自分に対する後悔。
そんな気持ちがふつふつと腹の中にあったから
魅勇「感情も増幅させるって言ってた。記憶が抜けてて、何を言ったかわかんないけど…
A組の奴ら以外に姉ちゃんにも嫌なこと言ったんじゃないかなって…
ごめんね。」
決して逸らさず真っ直ぐに姉ちゃんの目を見た。姉ちゃんは少し考えるとふわりと優しく笑う。
A「"俺は心配してるのに、大好きな家族なのに…"って言ってたよ。
ごめんね。そんなに心配してくれて、たくさん守ってもらってたのに。でも、そんなこと省みずにいっつも魅勇を置いて飛び出して…
でも、ヒーローを目指す上でこれからも心配をかけちゃうと思うの…」
遠慮するようにこちらを見る姉ちゃんに対し、先を促すように小さく頷く。
A「だけど、魅勇の気持ちを理解してないわけじゃないよ。
ありがとう。大好き。」
そう言ってぎゅーっと強く抱きしめられる。大好きな人の温もりが心地よくて、縋るように抱きしめ返す。
A「よし、A組の寮に行こう。みんな心配してると思うし。」
もう少し抱きしめられていたかったなぁ…と名残惜しく思いながら、先を行く大好きな背中を追いかけた。
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あい(プロフ) - すっごく面白いし読みやすいです！！ 更新待ってます (2023年4月27日 17時) (
レス) @page15 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄くいいです。逆ハー最高です！敵と友達も凄くよかったです。更新楽しみにしています！ (2021年5月13日 13時) (レス) id: 7c779db0ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴっぴ | 作成日時：2021年3月19日 9時
