RKRN ねーちゃんとのトリップ？！あぁ・・・大変な事になりそうだ・・。

十一　〜過去2〜＜貴方ｓｉｄｅ＞ ページ12

貴方)「ぅん？」

目を覚ますと家が焼けた後。

幼いアタシは泣いていた。

幼い貴方)「ぉ・・とうさん、かぁ・・ヒクっさぁ・・んっ」

嗚呼、この時姉ちゃんにどれだけ世話になったか。


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アナウンス)「此処では当時5歳の少女と、7歳の少女が住んでいた家です、
　 とても今じゃ過ごせません」

アナウンス)「現場について、少女たちにコメントを」

アナウンス)「今の気持ちはっ!!」

アナウンス2)「犯人について意見をッ!!!」

アナウンス3)「これからどうする予定でっ!!」

沢山のアナウンス＆カメラのヒカリ。当然すべて意味が分からないアタシ。

姉ちゃんは「ノーコメント」とずっと言っている。

叔母も叔父も従妹も居ない。

何処で住めばいいの？

そんな疑問だらけで。

でも姉ちゃんに迷惑もかけたくない。

初めての間隔。


何年かたち、アタシは3年生になった。

友なし、金なし、家なし、家族なし。

そんな生活。姉ちゃんには内緒だよって心の中で思ってた。

人気者な姉、アタシは憧れだった。

いつか、こんなうわさが流れた。

「Aは呪いの子。真っ赤な子。だから炎に包まれて。何もかもを失っ た。理由は紅髪、紅瞳のせい。家族1人だけ。先祖にも居ない。
　Aに近ずいたらただじゃ終わらない」

なんて噂。

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