【おそ松さん×名探偵コナン】NEET探偵

ファイル６ ページ7

貴方side


ピンポーン


推理小説を見ていると、事務所のインターホンが鳴った。


ん？依頼人かな？


貴「はーい」

事務所のインターホンは映像なしなので、声を聞かなければ
相手が知り合いかどうか分からない。


(あ、あの、松野チョロ松です)


スピーカーから聞き覚えのある声がする。

あぁ、助手(予定)の人か...


貴「どうぞ、上がってきてください。」


事務所は建物の２階にある。
ちなみに、建物は２階立てで、１階は服屋だ。


コツ、コツ、コツ


階段から靴音がする。


ん？一人にしては、靴音が大きすぎる！
まさか、複数！？


と思ったのもつかの間、ギィ、とドアが開いた。


チ「こんにちは、あの、すいません。兄弟がついて来ちゃって...」


彼の背後には五つの影、しかも全員同じ顔。


・・・・


もう、なんか、ミステリーだよ...ハァ...


貴「いいよ、どうぞ入って。」


十「！お邪魔しマーッスル！」


ト「うわ〜結構広いんだね〜」


チョロ松の兄弟は思い思いの感想を言っている。

それもそうか、探偵事務所なんて滅多に入らないし。


貴「とりあえず、そこのソファーに座ってて。
　 飲み物持ってくる。」


チ「本当、うるさくてごめんなさい...」


貴「(クスッ いいのよ、にぎやかなの私は好きよ。」


そう言い残してキッチンの方へ行く。


...なんかお菓子あったかなー？

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