私の戦い方 ページ23
魔法の効果により霧フロアに広がる。
昔はゾルトラークと防御魔法のみ
使い魔力で欺くように、と教わってそれを
忠実に行っていた。
だけど、現代に近づくにつれ
魔法使いや魔族が消滅していき
敵を魔力のみで欺くには難しくなる。
だから、私は戦い方で欺くことにした。
最初はゾルトラークと防御魔法だけ使い
敵に攻撃パターンがそれしかないと錯覚させる。
そして相手が完全に油断している瞬間に
別の魔法を使い優位に立ち回る。
それが私の戦い方となった。
芦「うわっ!何これ、霧…⁉」
芦戸さんが慌てて手を振るう。
どうやら私を近づけさせたくないらしい。
だが、この霧は魔力が籠もっており動きが
手に取るようにわかる。
息を潜め
彼女の腕に当らないように進み
脚の関節部分を叩く。
突然の事で彼女の脚が曲がり
バランスを崩す。
即座に腕を掴み回すように
体を押さえつける。
『…動けば斬ります。』
《おいおい、どうなってるんだ⁉
霧で全然見えねーぞ…⁉》
その放送を聞き、
霧を散らし忘れていたことに気づく。
『【エリルフラーテ】』
そう詠唱をすると霧が晴れていく。
目の前にはふくれっ面の芦戸さん。
《これは‼まさかの形勢逆転‼
オリビアが芦戸を押さえつけている‼》
そしてミッドナイトの決断がくだされる。
ミ「勝者、エマー・オリビア!!!」
観客席からは歓声が聞こえる。
それを他所に芦戸さんへ手を伸ばす。
『お怪我はありませんか？』
芦戸さんは笑顔で手を握りながら立ち上がる。
芦「全ｯ然‼エマーちゃん強かったねー!」
『いえいえ、芦戸さんこそお強かったです。』
互いを称え合いながら私達は
この場所をあとにした。
きっとそういう人がヒーローに向いている→←削られて終わりになるね
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君＿。 - Ayakaさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです✨来週か再来週くらいに更新を再開しようと思っているので楽しみにしていてください…！ (5月6日 21時) (
レス) id: ab8de60fc1 (このIDを非表示/違反報告)
Ayaka(プロフ) - 毎度読ませていただいてます！学校の放課後、電車の中で更新されているかチェックしてしまうのがルーティーンになるほどハマってます😂続き楽しみにしてます！これからも頑張ってください💕 (5月6日 11時) (レス) @page34 id: 9afa3cd547 (このIDを非表示/違反報告)
君＿。 - 累さん» 前回の作品にもコメントしてくれた人ですよね…！コメントありがとうございます。累様の温かいお言葉が励みになっております！これからもよろしくお願いします。 (5月2日 6時) (レス) id: ab8de60fc1 (このIDを非表示/違反報告)
累(プロフ) - 自分のペースでどうぞです😆いつも楽しく読ませて頂いてます。応援してます😆 (5月1日 22時) (レス) @page34 id: 59aeacbfaa (このIDを非表示/違反報告)
君＿。 - あさん» ありがとうございます！その言葉が励みになるので嬉しいです…！ (4月30日 6時) (レス) id: ab8de60fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：君＿。 | 作成日時：2024年3月24日 22時
