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突然の爆音に驚き、立ってしまう。
他の皆も同様で立ち上がった。
切「何だ何だ⁉」
上「兎に角、避難しn『ｯ…ぁ…』オリビア⁉」
誰かに押され、集団の中に入ってしまう。
人にもみくちゃにされてしまった。
……やっぱり気持ち悪い。
元々、人が多い所が苦手だったため
より酷く感じる。
脱出しようと試みたものの、
空間の余裕がないので杖が出せなかった。
…魔法は使えない。
『どうしよう……ｯ』
不意にそう呟いた時、
腕を掴まれ引っ張られる。
そのまま壁際へ連れてこられ
手を壁についたのだろうか。
自分のすぐ近くで衝突音が聞こえた。
？「大丈夫か？」
声をかけられふと顔を上げるとそこには
轟さんが居た。
彼が助けてくれたのだろう。
そうだったら感謝を伝えるのが筋か。
『轟さん…有難うございます。
助かりました。』
轟「いやっ…別にいい。」
「……………」『……………。』
互いにお喋りするタイプではなかったので
少し会話を交わしたあと黙り込む。
じっと彼の顔を見つめてみた。
青と赤の綺麗なオッドアイ。
額にある痕。
彼が自身の[赤]を嫌っていること。
この数秒で情報が入ってくる。
少しして流石に気まずいなと感じてしまう。
……話しかけようか、と思った時
騒動は無事に収まり
彼は離れていく。
『有難うございます。轟さん。』
感謝の気持ちを再度伝えると
轟さんは口に手を当てながら話し出す。
轟「あぁ…別に良い
…1つお願いしてもいいか？」
『？……えぇなんでしょう？』
まったく予想外のことだったので
キョトンとしながらも
断る理由もないので聞き返す。
轟「焦凍って呼んでほしい。」
『焦凍さん…ですね。
わかりました』
これは……仲良くなるチャンスｯ!
フリーレンからは
「別け隔てなく仲良くなったら良いよ」
と教わっていたので少し嬉しく思う。
暫く突っ立ち、その感動を噛み締めていると
何処からか大きな声が聞こえてきた。
爆「おいっ！大丈夫か。」
急だったので体を揺らした後振り返る。
心配してくれたのか、
爆豪さんが愉快な仲間たち()を
引き連れてこちらに歩み寄ってくる。
『えぇ。焦凍さんが助けてくださったので。』
爆「………ﾁｯ！」
『…？』
私の話を聞くなり、舌打ちをして
先ほどまで使っていたテーブルへ
さっさと戻っていく。
その行動に不思議に思いながらも、
瀬呂さんに声をかけれ
私も戻ることにした。
はて、どうしたのだろう。
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hori-kano - 好き……🤤 (3月23日 15時) (
レス) @page40 id: 9afa3cd547 (このIDを非表示/違反報告)
天歩(プロフ) - 纏めるの上手ですよ！すごく読みやすいですし､読み応えがあってとても面白いです！応援してます！！！ (3月18日 12時) (レス) @page37 id: 89d9d234ac (このIDを非表示/違反報告)
累(プロフ) - 作者さんのペースで、更新して頂ければ有難いです😆応援しております☺ (3月17日 22時) (レス) @page37 id: bdd6c18434 (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - コメント失礼します！すごい好み、、めっちゃいい！続き楽しみにしています！ (2月22日 8時) (レス) @page13 id: 7e780c0905 (このIDを非表示/違反報告)
病み期のりんご - え待ってください作者さん天才ですか！？ですよね！更新頑張ってください！！ (2月20日 6時) (レス) @page10 id: 61de1a3c5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：君＿。 | 作成日時：2024年2月4日 20時
