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8話 ページ10

「チッ…、ヒロさん暑苦しいし離れろ。」




さすがの私でももう限界に近かったので暑苦しく思ったのでそう言った。




あ、まずい、素が出てしまった。




諸伏「!?…ゼロ!(人1)が冷たい!嫌われた!?」





必死だな、ヒロさん。





降谷「違うと思うぞ。嫌われても俺が貰う。」





諸伏「…絶対反対。(人1)は俺と結婚するんだ。」





降谷「はっ。…妹なのにか?(コソッ)」







…なんだか話が反れてる気もするが、まぁいいか。ほっとこう、うん。








「ハロ、もう寝よう。」



「アンッ!」




ー翌日ー




「…ん、朝かぁ。」





え、昨日はどうしたかって??





はぁ、…あの二人から目を盗むのは難しかった上に、二人に挟まれて寝てしまった。





かなり拒否したんだがな。






強制的に抱きしめられて、だ。






ハルに殺されるな…、はははっ、はぁ。






諸伏「んんっ、(人1)〜…(ギュッー」




降谷「んっ、…(人1)。(ギュッ」






つまり寝てない。




寝れるわけがないイケメンと。








まぁ悟られないよう目は閉じていたが。









…朝、次に私が目を開けた頃はカーテンから光が差し込んでいた。





「ん…、ってあれ??」







私は薄らと目を開けてみると…、





諸伏「あ、(人1)起きたんだなぁ。おはよう〜。(ニコッ」




「お、おはよぅ…?」





…この人寝起き可愛いなおい。





ヒロさんだけ真横にいた。朝の8時か…。





てか近過ぎじゃないか???え??






…というかいつの間にか寝れたんだな私。






夜中何もなかったな、うん、よかった。よかった。









…それにしても零さんはいないみたいだな。気配がない。




まぁ、一応聞いとくか。









「ヒロさん、…零さんは?」




諸伏「んん?あー、ゼロなら今日は朝一でポアロだって〜。」





「そうか。」







じゃ、あとで行ってみるか。





ポアロ。






それとアキたちを探さないな。




というか、ヒロさんはいいのだろうか??








「因みに今日の予定はなに?ヒロさん??」




「??…今日は午後から(人1)と登庁だぞ!」






…大変だな。というか私も???




ヒロさんの部下だから仕方がないか。








諸伏「あと夜は組織の方にも顔を出すぞ?もちろん(人1)だけ。」







…なんだと???

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作者名:威代 | 作成日時:2020年8月31日 12時

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