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12話 ページ14

唯兄さんたちに見つめられていた私が出した答えは…。






「前に、…街で偶然出会ったんだ。その時この子がナンパされて困ってたから助けたんだよ。な、ハル?」






私は最後に返事が欲しいと思いハルの顔を見てそう言った。







ハル「え?あ、そうーなの!あの時の(人1)かっこ良かったんだー!姉御って感じ〜!」






流石ハル、ナイス回答だ。







私が次にチラッと周りを見たときには皆まぁ納得したような顔付きでいた。







萩原「へぇ!そうなんだー!(人1)ちゃんがねぇ。」




松田「ふぅん、まぁ(人1)ならしそうなこったな。」





伊達「ははっ、流石緑川の妹だな!」





…良かった、こっちもそれなりの回答で帰ってきたな。




てか、緑川の妹で納得って…?





…まぁ今は良しとしよう。





ハル「なんか納得した感じだね。(コソッ」





「あ、あぁ。そういう設定で行くぞ。(コソッ」





ハル「(コクッ)」






…と、私たちが極少量の声で話していると。






下の方から。






コナン「ねえねぇ!(人1)お姉さん!このあと時間ある??僕お話したいなぁー!」




純真無垢な瞳でその少年は聞いてきた。





いや、探ってきた。






…瞳の奥とそのまとってる雰囲気は工藤新一だと思うぞ、少年。






コナン君を見てそう思った私であった。






ハル「うわ、…めんどくさっ。(ボソッ」






ハルも同様な考えであることを悟った私だった。




…てかめんどくさい発言聞こえてるぞハル。

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作者名:威代 | 作成日時:2020年8月31日 12時

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