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これ以上ダンスを続けたら、もう二度と。
この言葉は何度も言われたこと。
きっと、警告に近いことだと思った。
でも、ダンスは俺にとってとても大事なもの。
ダンスを辞めることは、生きていられない、ということ。
翔太には秘密にして、休日、病院に行った。
痛み止めの点滴を何度も、打ってもらった。
でも効果は一時的なもの。
それも徐々に効かなくなってきて、酷く痛むようになった。
でも大会が近いこともあり、絶対に出場したいとの思いもあり。
翔太には、この事は伝えなかった。
いや、伝えられなかった。
伝えたら、大会には出られなくなるだろうし。
きっと、止められるに違いない。
だから後少し、後少しだけでいいから。
持ってくれ、俺の身体。
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作者名：はるけいとつ | 作成日時：2023年7月5日 18時
