交差点 (ページ22)

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雲一つない、晴天。

ベッドから起き上がって、急いで身支度を済ませる。

キッチンに向かうと、光くんが“おはよう”と言う。

八乙女「どうしたの、表情が暗いよ？」

宮舘「…すみません、昨日のことをずっと考えてて、」

八乙女「本当、涼太は思いやりがあるよ。その優しさ、きっと彼にも伝わる。」

光くんにも手伝ってもらいながら、朝ごはんの支度を済ませる。

川島「光くん、宮舘くん、おはようございます！今日もよろしくお願いします！」

八乙女「おはよう。起きてきてすぐで申し訳ないんだけどさ、みんな起こしてきてもらっていい？」

川島「はい！行ってきますね、」

光くんとアイコンタクトを取ると、起きてきたふっかと高地に後を任せる。

いろいろと準備をしたうえで、佐野くんの部屋に向かう。

昨日のことを回顧すると、不思議と足取りは重く、自分で分かるぐらい無表情になる。

光くんはそっと僕の肩に、手を置く。

それだけで、少し安心できた。

宮舘「…佐野くん、起きてる？」

佐野「…っ、、」

宮舘「…佐野くんっ、！」

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