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亮平「ふぅ〜、さっぱりした。」
家事をこなし、湯船に入った。
相変わらず引かない痛みは、入浴後に飲んだ薬の効果があるかどうかの実験薬みたいだ。
亮平「珍しいな…まだ既読がついていない。」
何時間も前に送ったLINEを、北斗はまだ既読していなかった。
いつもならもう既読していてもおかしくない。
亮平「きっと忙しいんだな。」
そう考えた僕は、とりあえず一旦携帯を閉じた。
亮平「勉強しようっと。」
まだまだ時間がある。
机の上にテキストを広げ、シャーペンをカチカチと2回。
大好きな勉強の時間。これが僕にとっての趣味であり、ストレス発散できるもの。
勉強の時間がないと、ストレスが溜まっちゃう。
亮平「んー、もうこんな時間か。」
時間を見ればもう夜が明け、1時。
何気なく、近くにあった携帯を手に取った。
亮平「…まだ既読してない。どうしたんだろう。」
深夜になってもなかなか既読にならない。
ベッドに入って寝ようとしたが、目の前のメッセージが既読にならないことが不安で眠れない。
眠くもないけど、眠れない。
亮平「…もう、朝か。」
今日も一睡もできずに朝を迎え、とりあえずご飯を食べようとリビング向かった。
冷蔵庫を開けると、数日前に買ってきたヨーグルトが残っていた。
食べる気力もなかったが、何かを口にしないといけないと思い、少しずつ食べ進めた。
まだ既読のついていないLINEが気になったが、
亮平「…やばいっ、遅れる。」
僕は、後回しにしてしまった。
まさか北斗が、行方をくらませているなんて。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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momo2 - とっても面白かったです!このお話を作った意図もあったし、そういうのを考えて読んでいると素晴らしい作品だな。と思いました。(言い方が上からみたいになってしまってすみません!)次回作楽しみにしています!頑張ってください! (2019年10月14日 11時) (レス) id: bd74373af8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:田中葵李 | 作成日時:2019年8月27日 21時