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翔太「北斗くん、おはよう。」
北斗「…おはようございます。」
翔太「今日は元気そうだね。何か嬉しい事でもあった？」
北斗「…教えませんよ？」
翔太「ははっ、そっか。聞いて悪かったよ。」
ここ数日で、北斗くんは冗談も言ってくれるぐらいになった。
表情はまだ硬いけど、声の調子はワントーン上がったように感じる。
翔太「退院も、間近だな。」
そう感じさせてくれた。
その1週間後、
翔太「北斗くん、退院おめでとう。」
北斗「ありがとうございます。」
翔太「週に1回のカウンセリング、忘れずに来てね。」
北斗「分かってます。」
短い期間だったが、北斗くんは確実に成長した。
自分自身で変わりたいと願い、それを自分で実行してみせた。
北斗「お世話になりました、失礼します。」
礼儀正しい挨拶は変わらず、阿部ちゃんと一緒に停留所まで歩いていった。
大我とも僕とも北斗くんと直接連絡が取れるようにし、何かあった時に対応できるようにした。
阿部ちゃんの負担を軽減することもでき、僕らも北斗くんのちょっとした変化に気付けるように。
翔太「また会えるの、なんか楽しみになったな。」
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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momo2 - とっても面白かったです！このお話を作った意図もあったし、そういうのを考えて読んでいると素晴らしい作品だな。と思いました。（言い方が上からみたいになってしまってすみません！）次回作楽しみにしています！頑張ってください！ (2019年10月14日 11時) (
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作者名：田中葵李 | 作成日時：2019年8月27日 21時
