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北斗「…ん、」









起きた時から、違和感があった。






頭がクラクラして、気分が悪かった。









北斗「…ん、あぶなっ、」






ベッドから起き上がって、立とうとした瞬間に、視界がぐるんと回ってベッドに倒れこんだ。






昨日まで体調は抜群だったし、昨日特別なにかをしたというわけでもない。






それなのに、体が重くて怠い。






自分でも、なにかおかしいことにはすぐに気が付いた。






時計を見るともう8時30分。いつも僕が起きて、リビングに行く時間。






でも、立ち上がろうとしたら強烈な頭痛に襲われ、床に座り込んだ。









亮平「…北斗、起きてる?」






起きてこないことにおかしいと思ったのか、阿部くんが部屋に来てくれた。






“起きてます。”そう返事をしたかったけど、強烈な頭痛のせいで、声が出なかった。






亮平「…北斗、入るよ?」






返事がないことに心配になったのか、阿部くんは部屋に入ってきてくれた。









亮平「…北斗、?」






阿部くんは手をおでこに当てたり、様子を伺うように顔色を見ていた。






亮平「熱があるね…しんどくない?」






こういう時、なんて言ったらいいんだろう。






素直にしんどいと言った方がいいのか、迷惑を掛けないために嘘をついた方がいいのか。









北斗「…こういう時って、なんて、言ったら、いいんですか?」









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8→←6


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momo2 - とっても面白かったです!このお話を作った意図もあったし、そういうのを考えて読んでいると素晴らしい作品だな。と思いました。(言い方が上からみたいになってしまってすみません!)次回作楽しみにしています!頑張ってください! (2019年10月14日 11時) (レス) id: bd74373af8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:田中葵李 | 作成日時:2019年8月27日 21時

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