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集合時間になり、ふとカフェの外を見渡すと、弟だと思われる男の子が立っていた。






こういう時は自分から声を掛けるものだろうと思い、声を掛けた。






亮平「もしかして、君が僕の弟、なのかな?」






北斗「…」






僕の弟と思わしき男の子は、僕と目を合わせてくれないどころか、喋ってもくれなかった。






困った僕は、






亮平「とりあえず、中に入ろうか。」






ただでさえ雨が強いから、とりあえず中へ入ることに。









亮平「初めましてだし、とりあえず自己紹介でもする?」






相変わらず目を合わせてくれないし、喋ってもくれない。






困った僕は、携帯で文字を打って見せてみた。






北斗「…」






それでも反応してくれない。









どうしよう…






もしかしたら、かなりの人見知りなのかもしれない。









亮平「…大丈夫?、怖い?」






平日でも賑わっているカフェだ。今日は特に人が多い。






人混みが苦手なのかもしれない。






亮平「…とりあえず、僕の家に行こうか。」






とりあえず話ができそうな、静かな僕の家へ向かうことに。






ここなら、話ができるかもしれない。






そんな一縷(いちる)の望みをかけて。






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momo2 - とっても面白かったです!このお話を作った意図もあったし、そういうのを考えて読んでいると素晴らしい作品だな。と思いました。(言い方が上からみたいになってしまってすみません!)次回作楽しみにしています!頑張ってください! (2019年10月14日 11時) (レス) id: bd74373af8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:田中葵李 | 作成日時:2019年8月27日 21時

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