27.翡翠 ページ28
時が止まった気がした。
紙が辺り一面に広がり、ゾムさんのパーカーのフードもハラリと外れる。
zm「Aちゃんには怪我ないん？」
「はい！でも…ゾムさんは…？」
zm「俺もないで。…いやぁ、盛大にぶちまけたなぁ…！」
笑いながら、紙を拾って顔を上げたゾムさん。
その時、私はゾムさんの素顔を始めて見た。
いつもフードと髪の毛に隠れてチラッとしか見えなかった瞳は、綺麗な翡翠色。
その翡翠色に呑み込まれそうになった。
zm「Aちゃん？」
「あ、すみません。紙、ありがとうございます！」
zm「これくらい大丈夫やで。…あ、医務室まで持つの手伝うわ。」
「えぇ！？それは…悪いですよ。」
zm「俺がしたい事やから。な？」
ゾムさんは、そう言うと紙を半分以上持って、サッサと歩き出す。
慌てて残りの紙を持って追いかけた。
「ゾムさん、ありがとうございました！」
zm「こんくらい大丈夫やで。」
ゾムさんは、笑って手を振ると、書類を机の上に置き、医務室から出て行った。
gr「ゾムと良い感じじゃないか。」
「わひゃぁっ！？！？！？」
後ろ姿を見送っていると、グルさんに肩を叩かれた。
びっくりして、素っ頓狂な声を上げる。
gr「嗚呼、悪い。驚かせたな。」
「ええ……。」
gr「で？ゾムと良い感じだな。」
「いやいや……私とゾムさんなんて不釣り合いじゃ……って、何でグルさんが知ってんですか？」
gr「え？ゾム以外の幹部は全員気付いてるからな？」
osmn「わかりやす過ぎだめう❤」
「えぇ！？」
gr「まぁ、頑張れ。」
osmn「頑張るめうー！」
思いがけない衝撃的事実に、私は何て言えば良いかわからず、苦笑いした。
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ネル(プロフ) - ハルさん» ひゃ！！！嬉しいお言葉ありがとうございます…！！ (2021年9月14日 22時) (
レス) id: 6f532853c0 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ネルさんの作品めっちゃすこです… (2021年7月7日 8時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - ネルさん» ありがどうございまず（泣） (2020年12月10日 19時) (レス) id: e66444f48b (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - 弥生さん» ふふ、ありがとうございます！！…パスワードの作品の番号は、0401で統一しております…！よければ、そちらも楽しんでいってくださいね！返信遅れてすみません…！ (2020年12月10日 19時) (レス) id: cbb9918bd0 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - とっても良かったです！あと、パスワードの作品ってどうやって見たらいいんですか( ；∀；) (2020年12月7日 22時) (レス) id: e66444f48b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネル
| 作成日時：2020年2月10日 17時
