また叫んでくれへん？【ci】【wrwrd】【学パロ】

8.ジェットコースターは制覇やな ページ9

時が過ぎるのはやっぱり早くて、3連休。







9時40分くらいにゆーちゅ駅へ行くと、もうチーノは来ていた。







「ごめんね、待った？」

ci「大丈夫やでー！俺は時計が10分くらい遅れてて、間違えて来てしもたんや。」







少し照れたように笑う彼。







そんなチーノに私も笑い返して、ホームへと向かった。







「平日は混んでないんだね…！！」

ci「ゆーちゅ高校だけやからなぁ…3連休。」







すっからかんの車内。イスに座って、電車に揺られていれば着いちゃうくらい快適だわ。







「チーノ、絶叫いける？」

ci「行けるでぇ…！！Aは？」

「全然いける。」







こりゃ、ジェットコースターは制覇やな…！！とニコニコ笑うチーノ。







その隣でコクコクと頷きながら、窓の外を眺めた。







「あ、観覧車かな？あれ。」

ci「ん…？ホンマや！！わー、見えて来たなぁ…！！」

「次だね、降りる駅。」







10分程電車に揺られて、エミエミランド前、という駅で降りる。







…平日だとはいえ、ちょっと混んでるなぁ…。







入場ゲートを人に押されながらも、通過して。







ci「どーする？どれ乗る？」

「最初はコレじゃない？」






顔を突き合わせるようにして、地図を覗き込んだ。

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