3.試食会 ページ4
ci「凄いんやな…アンタ。」
「え、そう？」
そう呟くと、知野くんはコクコクと頷いた。
ci「自主練て言うてたけど、
「うん。…家がレストランやってるから。そこでコレ出してもらうのが夢なの。」
にこ、と微笑む。
知野くんはほぉー…と声を挙げて、ハッとしたように口を開いた。
ci「あ、ごめんな、俺名前言っとらんかったわ…。橙田 知野。…チーノって呼んでくれや！」
「わかった。…私は茶谷A。好きなように呼んで！」
じゃあ、Aやなー！とカラカラ笑うチーノ。
私も微笑んで、頷いた。
「良かったら、また試食して。…自分じゃあんまりわかんなくて…。」
ci「ええよー！そんなら喜んで試食するわ！」
今度はニヘ、と笑ったチーノ。
少し安心しながら、小さな料理たちを見つめる。
もぐ、と頬張ってみるといつもより美味しくなったように感じた。
ci「Aは調理部なん？」
「うん！…チーノは？」
ci「俺は…うーん…弓道かDDRやな…。」
「何その2択…。」
弓道はやってるんやけど、DDRは先輩が居るんよな…と悩むチーノに思わず吹き出す。
「DDRって、鬱？とか言う人が居たよね。」
ci「鬱兄さんな。…その人はな、凄いで？」
あんな壮大な方はあの人以外居らんよ？と真顔で言うから、苦笑した。
「それ、本当に思ってる？」
ci「ううん。本当は全然思っとらんよ。」
「何じゃそりゃ。」
試食会をしながら。
人と話すなんて初めてだなぁ…。
チーノの話に耳を傾けながら、私は少し微笑んだ。
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あのののの - ああああああ。チーノが尊い。夢主ちゃんも尊い。 (2020年5月10日 2時) (
レス) id: eeb9744d1e (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - おいちこさん» レス遅れてすみません。 案をお借りさせていただきました…！！ありがとうございました。 これからもよろしくお願いします！ (2020年3月18日 18時) (レス) id: 138836bbb2 (このIDを非表示/違反報告)
おいちこ - やっふぅぅぅっ！！！待ってました最高です！！あのもしかしてこれ、私の案1ミリくらい入れてくださってますか、、？やとしたら嬉しすぎます。しねます。 いやぁ、これからが楽しみですっ！おすわりしてステイしてますっ！！ (2020年3月18日 17時) (レス) id: c71da133ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネル
| 作成日時：2020年3月18日 13時
